2011年6月19日日曜日

富士あざみライン(by han)

先週に引き続き、ヒルクライムレースです。富士あざみラインの激坂に、鮎ちゃんと行ってきました。

霧雨が降る生憎の天気の中のスタートとなりましたが、例のごとくペダルを裏踏みしてクリートがハマらず、出遅れます。そしてなぜか前方で落車が発生し、大分後ろの方になってしまいました。それでもオーバーペースにならないよう気をつけて走っていると、序盤に無理をした周りが勝手に落ちていきます。少し前に鮎ちゃんが見えてきたのでしばし合体しますが、木祖村の落車以降、調子を落としているらしく、ペースが上がらないので先行します。どんどん抜いて行くと、Junちゃんが見えてきました。その前には20人程いそうです。絶好調のJunちゃんがこの位置だとすると、今日は20位内のポイントを取るのは厳しいかもしれません。

とりあえずパスして先行しますが、ストレートが終わってつづら折れに入ったあたりできつくなってきました。少しオーバーペースだったかもしれません。まだまだ先は長いので、とりあえず一息ついていると、Junちゃんが抜いていったのですかさず乗車します。50m程前方に集団がいたので、そこまで連れて行ってもらいました。集団に追いついたところで自分はきつくなってしまい、Junちゃんは先に行ってしまいました。

それでも馬返しまでは比較的脚が残っており、前半の入りとしてはまずまずだったと思います。それでも22%の激坂では一気に貯金を使い果たしてしまい、毎年のことながらこのままゴールできるのか不安がよぎります。時々現れるグレーチングはトルクをかけると滑るので、加速して惰性でクリアするのですが、これが結構な負担になってきます。とにかくZAC選手(本来この位置を走るはずのない強い選手ですが)と前後しながらひたすら我慢です。後ろにも選手がいたようですが、いつの間にか気配を感じなくなったので、ひたすら前だけを意識しますがもどかしいほど進みません。そのうち小坂選手とE2?の選手のスワコ列車に抜かれ、乗れるかなと思ったのも束の間、上りがきつくなると置いていかれます。

結局、最後はZAC選手にも着ききれず、ヘロヘロになってゴール。自転車から降りるときに、滑って転びそうになりました。

E1クラスタ:19位 (51分11秒)

昨年よりもタイムは落としましたが、まずまずの結果でした。中盤はもう少し抑えるべきだったかもしれませんが、なかなか難しいですね。

P1が上がってくるまでの間、村さん同様、自分より年配であるスワコのセイさんといろいろと話をしました。なんでそんなに頑張れるのだろうか? 自分ももっと頑張れるのだろうか? 悩ましいです。

2011年6月15日水曜日

やっと退院

かなりの重症のため入院が長引き本日やっと退院。でもしばらくは通院。皆さんにはご心配お掛けいたしました。

2011年6月12日日曜日

栂池(by han)

信州ふぉとふぉと館より

例年は無差別級で予選決勝が行われる栂池ヒルクライムですが、今年はクラス毎に分かれて1本のみとなりました。少々寂しいですが、今年はテンションが下がってしまい、体調も上がってこないので、1本なら我慢できるかとエントリーしました。

ところが、今週に入ってから一気に体重が2kg落ちてベスト体重に近づき、体調が上がってきたので、昨年レベルは無理だとしても、1時間切りぐらいはできるのではないかと思えてきました。

気負いがないので気楽な気持ちでスタートし、序盤は無理をしないで様子を見つつ走ります。体が暖まってくるに連れ、ペースを上げて行くと、先頭集団が見えてきました。旅館街の平坦部分は集団にいないと辛いので、その直前の坂を無理して踏んで集団後尾に無事ドッキング。ここまでは上出来でした。集団は15名ぐらいでしょうか。前方でJun君が頑張っています。

ホッとしたのも束の間、ゴンドラ口に向けて勾配がきつくなってくると、超人のバモさん、スワコの小坂選手と共に、集団から少し遅れてしまいました。しかし、その少しがどうにも詰まりません。いつの間にかバモさんは切れたようで、このまま小坂選手に着いていきたいところですが、微妙に差が開き始めました。ここで一人は辛いなと思っていたところ、ちょうど前からスキップの選手が落ちてきたので一緒に走りますが、他に落ちてくるのはP1の選手ばかりで、E1は落ちてきません。レース後半になってダレてきたところでなるしまの選手に抜かれ、しばらく着いて行くも単独走行となり、この時点でほぼ順位は確定したようです。

前方では小坂選手がE1の10位前後のパックを捕らえて行くのが見えますが、そこまで追いつく力は残っていません。無理をしてもしなくても順位は変わらないので、残りは適当な負荷で走ってそのまま単独でゴールしました。

結果:E1クラス12位 56分40秒 

昨年のタイムには達していませんが、昨今のヘタレ状況を考えれば上出来でした。

2011年6月11日土曜日

実業団ロード熊野3日目(太地町半島周回コース)



実業団ロード熊野3日目太地町周回コース。朝から台風の影響で、初日、2日目にもまして土砂降り。1周回減周され、5周回=48kmに短縮とアナウンスがありました。雨の中コース(9.6km)を1周試走。コースは、上り、下り、平地、コーナリング、すべての高いスキルが問われるオールラウンダー向けテクニカルステージです。激しい雨、神経をすり減らすサバイバルレースとなりそうです。脚にきてるがそれは他の選手も一緒、逆にチャンスと考えましょう。E1カテゴリー78名出走。 



スタートは無理せず後方からいきます。最後尾付近で山岳ポイントの坂に入ります。少しずつしか前に行けません。下りのコーナーはかなりタイト。攻めないで安全第一で。2周目で集団が2つに割れます。序盤からきつくて後ろの方にいたので、前のパックに入れませんでした。中盤から少し余裕がでてきたので、上りで前方に出て、下りは位置をキープ、平地はローテに加わり前の集団を追います。集団は上り下りでバラけて、平地で追いついて追いつかれて一つになっての繰り返し。やはり後方にいればいるだけ、無駄に脚を使ってしまいますね。前で展開することは大事ですが、脚がないと前に出れません。もっと力をつけないとダメです。ようやく慣れてきたと思った時点で最終周。もう少し走っていたい、ラストは平坦スプリント合戦なので、前にいかなきゃ…と思った時点で出遅れています。もっと先を読まないと…ですね。3日間ではベストの38位/78名中でフィニッシュ。3日間の合計タイムで43位/53人中。同行した若者は初日と3日目はタイムアウトDNFと残念な結果でしたが、よい経験になったと思います。




この3日間レースを通じて、本当に贅沢な練習、勉強ができ、たくさん刺激をもらえました。ヘンタイなみなさんと切磋琢磨してもっと強くなりたいと思います。あといつかは表彰台に上がりたいですね。快レーシングの皆様、今後とも宜しくお願いします!

実業団ロード熊野2日目(熊野山岳コース)

実業団ロード3day's Road 熊野2日目。今日はメインともいえる熊野山岳コース(57km)。山岳コースとはいっても長い上りは一箇所、丸山千枚田の坂のみ。序盤:ほぼフラット→中盤:下り→上り(激坂)、後半:ほぼフラット+ラスト坂フィニッシュという全体としては高速コースです。千枚田まで先頭集団についていき、坂で勝負を掛けて少人数の逃げ集団に入りたいところ。しかし、今日も雨なので安全第一、落車には要注意です。写真は愛知県の方々です。







雨のためか?パレード走行区間が短縮され、UCI(国際ロード)の1分後にE1カテゴリー、その30秒後にE2、E3カテがスタート。スタート前は本当にドキドキする瞬間ですね。スタートして序盤は下り基調なので、かなりハイスピードだが、ポジション変更により、昨日よりも感覚がよくペダルが回せている気がします。前2人逃げており、自分は大集団(80名くらい)でうねうね下り区間で突入します。昨日の反省からリスク回避のため集団の先頭に出ていきます。大集団の前方の6名くらいで先頭交代。千枚田に向かう民家の間を抜ける細い道に入ると恐怖感から後方に下がってしまいました。まだまだ集団走行が下手ですね。そのままの位置で千枚田の坂に入ります。ここが勝負所だとわかっていましたが、思った以上に脚が疲労しておりダンシングにもキレがない状態。坂の山頂を真ん中くらい(50位前後)で通過しました。


再び細い下りのコーナーが続きます。ここは追い越しは無理なので、一列になって走行します。雨は激しさを増しかなり怖いです。後輪ロックして横滑りしましたが、何とかリカバリ成功します。リスキーな下り区間を過ぎて風伝トンネルに入り再び集団加速しはじます。30名くらいの集団でしょうか?E2/E3の選手も含まれています。ここは第3集団あたりでしょう。あとは最後のフィニッシュの坂(400m)くらいしか勝負ポイントがないので無理せず安全にいきます。集団はラストのスプリントの準備、自分は前に出れず後方待機です。ラストの坂手前で何人かの選手が寝転んで、ボトルも散乱してます。いっこ前の集団で落車があったようです。最後は頂上付近で失速してきた選手を何人か抜かして、無難にフィニッシュします。結果は、E1クラス47位/87名中。トップとは2分差と思ったよりタイム差は開いてはいなかったようです。今日のよかったところ:ポジション変更が吉。前半は集団の前方で動けリスクを回避できた。だめだったところ:得意(なはず)の上りがまったく・・・。ラストスプリントの位置取り。



さて明日は最終日の太地町ステージです。コースを見るため、土砂降りの中、太地町へ向かいます。車でコースを1周走りイメージ作りをします。かなりテクニカル&ハードなコースです。台風が近づいてきており、波乱のレースとなりそうです。

実業団ロード熊野初日(赤木川清流コース)

快レーシングの竹内鉄平です。以前から参加してみたいと思っていた実業団ロードレース3day's Road熊野(Jエリートツアー第6・7・8戦)に参加してきました。同時開催さ れているUCIのツール・ド・熊野(4日間)とは違い、1日だけでも参加可能であるため完全なステージレースとはいえませんが、3日間の総合タイムでの順位も出るということで、ステージレースの雰囲気が味わえる大変魅力のある大会です。今年からJエリートツアーはE1、E2、E3の三つのクラスタに分かれています。自分はE1(旧BR-1)。 快レーシングからは、残念ながら今回はチームからは自分ひとりでの参戦となりましたが旅の供に18歳の若者(BREZZAカミハギRT)を乗せて三好を出発し、約5時間で2日目のレース会場となる熊野倶楽部に到着しました。


雨が降りそうだったので、早速3日間の山場ともいえる熊野山岳コースを試走。間違って国際ロードのコースも一部走りましたが、激キツでした。7kmの登坂(札立峠)、その後のタイトコーナーが連続の下りは苔が生えてるし・・・。道に迷ってかなり余分に(70kmほど)走ったものの何とか暗くなる前に戻ってこれて一安心。コースの試走を終え、熊野から和歌山県新宮市へと向かいます。

3日間のレース会場はそれぞれ20kmほど離れています。今回はチームの方が3つの会場の中間地点に宿をとってくれていました。小さな民宿でしたが、会場へのアクセスがよく、ご飯も美味しくて大満足でした。

初日は赤木川清流ステージ。会場に着くと、日曜日の矢作川BHMC練メンバーの杉浦さん(キナン)、福岡さん(クエスト日進)、近藤君(ボンシャンス飯田)の姿が。やはりまだ不慣れな実業団ロードレース。練習仲間がいると安心します。コースは16km×4周=64km。川沿いを走るほぼフラットだが、折り返し手間に少しアップダウンあり。基本2車線の対面だが、かなり道幅が狭い箇所があり。またトンネルが1周につき3回。周回チェックポイント手前に無理やり作ったと思われる200m程の短い急坂(山岳ポイント)。高速+テクニカルコースです。


熊野ロード初日スタート!リーダーチームのクラブシルベストが引っ張り、スタート直後から45km/hオーバーのハイスピード。気がついたら集団最後尾。ヤバい。今までヒルクライムと山岳コースしか実業団ロード出たことなかったけど、平坦コースってこんな早いのか・・・?早くスピードに順応しないと…。2周目を終えた時点で先頭集団60名。ほとんど人数減っていないし・・・。千切れそうになる度に下ハンもって死ぬ気でもがきまくって集団にリカバリ。雨はスタート時はぽつぽつでしたが、途中から土砂降りに。飛沫で全く前が見えないので、サングラスを外します。





3周目まではなんとか集団の最後尾についていましたが、3周目の坂で脚がつりそうになり集団から遅れてしまいました。この時点で先頭集団50名。一緒に集団から遅れた4名で回します。しかしそのうち自分だけローテに加われなくなり、ラスト4km地点で単独走行に・・・。先頭から7分遅れでDNFなので、脚が終わってるけど最後まで頑張ります。ラスト500m地点で後続集団(1分後にスタートしたE2.3)に抜かれます。そして、フィニッシュ目前、目の前で集団落車発生。回避してE1クラス54位フィニッシュ。

初日はまったくよい走りができなかったけど、まずは無事に完走できたのでよしとしましょう!脚に刺激が入ったし、修正点もいくつか見つかりました。トライアスロンの前乗りポジションそのままだったので腿の裏側の筋肉が使えませんでした。宿に帰ってポジションを調整。あとブレーキコントロール性向上のため、前輪をカーボンディープリムからノーマルホイールに変更しました。