2009年6月30日火曜日

修行の成果か!?

今年もやってきました富士山ヒルクライムロードレース大会。自身3回目となり恒例の大会となった。

前日は「試走しようね。」と言っていたのに、ハンさんJUNちゃんと檄坂前まででやめてしまった。一人さみしくゴール地点を目指す。辛いような楽しいようなスピードでゆ~くり上っていく。上につくと富士山五合目ちょっと曇った富士山を拝み、カラダが冷える前に下る。檄坂だけに下りは怖い。

で、お楽しみのバーベキュー。20年前に北海道松尾で購入した本場ジンギスカン鍋。脂がほどよく落ちガスでも美味しい焼き肉ができる。ホルモン中心にたらふく食べる。満足満足。→温泉→談笑(鮎ちゃんのパンク王子その他で盛り上がる。居ないと何を言われるか・・・。)→就寝

朝は各自好き勝手に朝食。自分はスパゲッティー、納豆、ヨーグルト、甘いコーヒー。鮎ちゃん到着→40分ローラー台でアップ。軽くクールダウンして30分前にはスタート地点前の方ににさっさと並ぶ。

スタート後たいした集団いならず、列になりたびたび中切れを起こし先頭が徐々に離れていく、結構辛い。追いつことは可能だがここで足を使いたくない。ハンさんは少し後ろを走っている。ハンさんのことだから追いついてくるだろうと思っていたが、少しずつ離れていく調子わるいのかな~と思いながら檄坂へ。

檄坂に入っても昨年の様な苦しさはない。修行の成果かと思いつつ淡々と上っていく。何人かの選手が落ちてくるが、下からも上がってくる。そのうちERのトップが現れる。すぐに2位の選手が着いてくるが、苦しそうだ。3位以内目標のJUNさんは!と後ろを振り返るが姿カタチはない(残念!)。 ここで少しペースアップし前の選手を追う。残り1キロ弱地点で47分これは50分切れるんでないの~と俄然頑張る。

残り500mで前から落ちてきた選手とほぼ平衡して走っていた選手の3人のパックになる。ラストスパートが苦手な自分は振り切ろうと速度を上げるが1匹着いてくる。ゴール手前で振り切られ残念ながら7位。

あと一歩で入賞でしたが、昨年より4分縮め50分21分だったかな。なので満足満足♪修行の成果でちょっと出来過ぎと思いましたが、自分の練習方法が間違ってはいなかったのと実証したようなものなので大きな成果でした。楽しい苦しい修行が間違っていなかったのが確信でき何よりも嬉しい結果となりました。

さ~て全日本MTB、小川ロード目指してもう少しパワーアップしたいものです。

2009年6月28日日曜日

富士あざみライン (by han)

去年、あまりの激坂に懲りたはずなのに、また来てしまいました。むらさんとJunさんとで土曜から現地入りしてバーベキューの後、温泉に行ってから車中泊です。車で寝ると夜中に目が覚めてしまうことが多いのですが、今回はぐっすりと寝られました。前夜のバーベキューの影響か、少々の胃もたれとやや下痢気味であることを除けば、脚の状態も栂池の時より軽く、普通にそこそこ走れるだろうと思っていました。

全日本選手権や美ヶ原と重なったこともあり、BR-1は昨年よりやや少ない110名程のエントリーでした。昨年のようにポイントを獲る必要もないし、栂池のように予選突破というわけでもないので、少々気が抜けた状態でしたが、最低限、昨年のタイムは上回りたいものです。むらさん、私、そして朝に現地入りした鮎ちゃんの3人でスタート位置に並びますが、今回はむらさんの気合がいつもと違うように感じます。

スタート後、4kmほど直線が続きますが、ここでは先頭集団にいたいところです。まずまずのスタートを切ったのですが、気づいたときには中切れがおきていて、先頭集団と10m程離れてしまいました。そばにむらさんがいたので、まずは中切れ先頭まで上がって、二人で連結を試みようとしたのですが、相当無理をしないと届きそうになかったため、諦めました。その後も後ろから上がってきた人にくっついて連結したかったのですが、だんだんと脚がやばくなり、ズルズルと下がり始めて、むらさんとも少し開いてしまいました。

直線部分が終わり、つづら折りが始まると、さらに差が広がりました。今日はここまで、という感じが濃厚になってきました。コーナの度、むらさんが振り返って自分の位置を確認しているのですが、追いつくどころかどんどん離れてしまいます。そのうち後ろからもズブズブと抜かれ、明らかに自分のペースが落ちているようです。

それでも第一チェックポイントまではむらさんが視界に入っていたのですが、その後の激坂でついに見えなくなりました。昨年もそうでしたが、自分は激坂セクションに弱いのかもしれません。ここでも何人かに抜かれ、戦意を喪失しました。心なしか昨年よりも坂を楽に感じましたが、それだけ追い込めていなかったからだと思われます。中盤からは3、4人で走ることになり、大分楽になりました。というより、楽に走ってしまったと言うのが正しいですね。

2分後スタートのERの選手にも抜かれ始めましたが、そのうち見覚えのある選手に抜かれました。向こうもこちらを確認するように何度も振り返るので、GWに一緒に走ったHirakoのH野選手だと気づきました。いつBRに上がってもおかしくない力のある選手でしたが、ここで来ましたね。「ガンバレ」と声をかけたのですが、自分で自分の出した声の大きさにビックリして、我に返りました。人に声をかけている場合か!! これでちょっとスイッチが入って、H野選手から少し離れて着いていくことにしました。なんだ、ちゃんと走れるじゃないか。その後はペースが戻って淡々と走り、目前で行われているERの3位争いを見学しながらゴールしました。

走りの内容から感覚的には昨年比で2分ぐらい落ちたように感じましたが、結果は35秒落ちの52分09秒でした。順位は昨年と同じで17位(BR)でした。

むらさんは修行の成果が出て、惜しくも7位でした。仮にベストの走りができたとしても、今回は追いつけなかったと思います。年齢に関係なく、練習すればまだまだ速くなれるってことですね。ちょっと勇気をもらいました。速くなりたいのなら、とにかく「乗れ」ってことです。細かいことを気にしたり、人を羨んでるだけでは絶対に速くなりません。当たり前のことなんですけどね、実行するのは簡単ではありません。小川に向けて、やれるのか・・・。

しかし、今年の快レーシングは呪われたように7位が多いですね。


2009年6月22日月曜日

修行の週末

6月に入り週末修行と題してトレーニングをしている。たぶんhanさん鮎ちゃんの次ぎにヘンタイぶりを発揮しているのではないだろうか。週末レースを入れるとどうしても練習量が落ちる。それを克服するためにレースをしながら走り込む普通では考えられません。

先週13日土はカクタスカップMTBヒルクライム。もちろん自走で菅平まであがる。そんなに頑張るつもりはなかったが後続選手があまりにはやく、一時は抜かされてものでついつい頑張ってしまった。

翌日14日日曜日は実業団栂池ヒルクライム。予選落ちと思っていたら100位で決勝へ。運がいいのやら悪いのやら。食料を入れたままゴールで荷物を受け取り忘れたhanさんの不憫な姿を見て、予選落ちしていると思って自分の食料を少し分けて上げた。

決勝ゴールまでは持ちこたえたがその後ハンガーノックになり、翌日頬がこけていて、これでハエでもたかっていたらゾンビだ。

さて20日土曜日はメンバーのW田ちゃんと木島平へ。明日J2が開催されるコースへ試走に行く。もちろん自走だ。会場ではコータ師範に教えを請う。スペシャのタケヤ選手に、アンカーの辻浦選手とエントリーしている。あ~あこれで完走はありえません・・・。帰りは予想を外れて向かい風、頼りにしていたW田ちゃんはいっぱいいっぱいで引いてくれそうにない。思ったより疲れた。

21日スポーツにエントリーしているK田くんを乗っけていき会場に下ろし、個人ロード国体予選が行われる野沢温泉へ。木島平から目と鼻の先なもので両方エントリーした。

野沢温泉のXCスキーコース(ローラースキー)に着くとメンバーのタケさん、COGSのS井くんといつもの練習メンバーが来ているので心強い。が、なんとメイタンの福島選手にキクチ選手がエントリー。1周2.1キロ全35.7キロこのジェットコースターのようなコースで果たして完走出来るのだろうか・・・。

スタートする前にすでにタケさん痛恨のパンク。アシストが走る前に1人消える。後はS井くんか・・・。スタートするとすぐにメイタン、ボンシャス、スワコと第一集団形成。最初の1周で着いて行けず。と思いきやスワコK坂さん痛恨の落車。スルーするがさすがK坂さん。すぐ追いつかれしばらくご一緒させてもらう。すると第一集団から後れていたスワコS藤さんが、下りてきて3人の集団になる。

COGSのS井くんはつい先ほどまで少し後方を走っていたがいつの間にか消えていた。ん~不利だな~ここで置いていかれたらツーリングになってしまう。と必死に着いていく。K坂さん落車ポイントではスピードが鈍るので、そこで加速して先頭に立ち、なんとか仲間に入れてもらおうとスワコに媚びを売る。それが効と出たのか否か、無理な加速はなく淡々と周回を繰り返す。

残り2周、トップ選手が後方で見え始める。まだ距離はあるので追いつくことはないだろうと、落車しないよう慎重に走り、無理してスワコに着いていくこともないし、午後のレースも考えてゴールを目指す。修行と言いつつ守りに入ってしまいました。なんとか完走!!最終完走選手となった。

慌てて片付けメシを食べて木島J2会場へ移動。地元開催のおかげか知り合いが観戦に来ている。テンション上がるな~!・・・。さらにライバルのNOZACN崎さん久々の参戦。今年昇進し同じ土俵で戦える。このN崎さん、黒姫で美人姉妹がいる宿として有名な「ペンションきらら」の美人姉妹のお姉さんをお嫁にしちゃたというたいへん羨ましい選手。なので出来れば負けたくない。

J2ということもあり人数は少ないが、トップ選手はとにかく速い。なるべく前にいきたいが最初のシングルトラックで大渋滞。とここまでは予想どおり。2周目まではあまりペダルに力は入らないがそれなりに良い走りが出来る。ギャラリーにも久々のむらたコールで、その場所だけ力が入る。3周目に入るとリアトラブル発生。トップギア4段ぐらいしか入らなくなる。さらに空気圧を設定し忘れたせいか滑る滑る。さすがに足も重たくなってきました。

4周まわって足きり~チャンチャン。大応援空しく早々終了しました。5周ぐらい周りたかったな~。

こうして3周連続週末修行は終わりました。今後修行の成果が生かせるでしょうか。

2009年6月14日日曜日

栂池 (by han)

栂池には過去に一般クラスでエントリしたことはありましたが、実業団としてのエントリは今回が初めてです。一般の頃には実業団のタイムを見て、すごいな、とうてい無理だなって畏怖の思いを抱いていたにもかかわらず、実業団の方でカムバックです。目標はズバリ予選通過。つまり、全参加者220数名の中で、100位に入らなければなりません。しかも、栂池だけはTR、BR、ERのクラス分けがないため、周りはTRの猛者ばかりです。出走リストを見て正直萎えました。自分の実力では予選通過のボーダーラインでしょう。

快レーシングからは3名の参加で、予選1組での出走がむらさん、2組がKondo-さん、私が3組です。各組はTR、BR、ERをシャッフルして構成されており、それぞれ3分おきのスタートとなります。さすがにこれだけの面子だと、スタートで前の方に並ぶのはおこがましく、4列目ぐらいに並びます。

そしていよいよ予選がスタートしました。序盤からかなりの激速で、いつものBR-1よりも明らかに速いです。無理して着いていくと確実に終わるので、ペースを抑えます。それでも大きく遅れないよう、街中に入るまでは先頭集団が見える位置を走ります。しばらくすると、集団が二つに割れました。街中は勾配が緩いので、集団で走りたいところです。よって、平坦に入る手前の坂でちょっと頑張って、第2集団のお尻にへばりつきました。


ゴンドラ付近で集団の前方まで上がり、第1集団から落ちてきた人を吸収していきます。おっと、ここで快のジャージを発見です。第2組のKondo-さんに追いつきました。集団のペースが鈍っていたこともあり、しばらくはKondo-さんも一緒に走ります。しかし、このペースは明らかに遅いので、どこかでペースアップをする必要があります。しかし、先頭に出て中途半端に上げても無駄に疲れるだけだし、どうしたものか迷っていました。すると、アイサンの選手がぐっとペースを上げました。その後ろにシルベスト、Massaの選手、自分と続き、後続は遅れたようです。これはラッキーだったのですが、前二人の引きが強くて、結局はMassaの選手と一緒に切れました。しかし、ここからは二人で交替しながら走れたので、気持ち的には切れずに済みました。

次第にゴールが近づいてきますが、一体自分がどれぐらいの順位を走っているのかまったく見当がつきません。余裕をもって予選通過できるペースであれば、決勝を考えて落とせるのですが、予選通過を確実にするためにはとにかく全力で走って順位を一つでも上げたいところです。よってあと1kmの看板が出たところからスパートをかけました。ここまで一緒だったMassaの選手とは差が開き、前方には先ほど置いていかれたシルベストの選手が見えてきました。このまま踏みつづければギリギリ届きそうです。こういうときは気合で踏めるものです。ゴール前1mぐらいで前に出て、ゴールしました。

タイムは55分半ばでしょうか。例年であれば予選通過できるタイムです。ほぼ狙い通りのタイムが出ました。むらさんは58分前半とのことで、通過が微妙なタイムです。ゴンドラで下山して、公式結果を待ちますが、最後の頑張りがひびいて筋肉に痛みがあります。気分的には一本上れば充分という感じですが、二本目に備えて揉みほぐします。むらさんは帰宅の準備を始めています。

計測でいろいろとトラブルがあったようで、結果の張り出しまではかなり時間がありました。そして、ドキドキしながら結果を確認すると、47位(55分26秒)にて無事に予選通過しました。そしてむらさんもギリギリのところで予選通過を果たし、慌てて撤収したジャージや機材を準備していました。


決勝の個人TTは遅かった順にスタートし、自分のスタートは54番目です。すでに脚がボロボロなので、無事に完走することを第一に考えます。木祖村と同様、バイクを支えてもらいながらのスタートです。走り出して見ると、笑っちゃうほど脚が動きません。上まで行けるか心配になるぐらいです。とにかく騙し騙しでも走り続けなければなりません。程なくして後ろから抜かれました。30秒差のスタートなのですが、追いつかれるのが早すぎます。心拍は全然上がらず、頑張って上げてもすぐに落ちてしまいます。

中盤でさらに3人ぐらいに抜かれます。しかし、まったく追えません。ガスが出てきて前が見えなくなると、さらにテンションがダウンします。あと5km看板からの1km毎に看板があるのですが、その看板の遠いこと遠いこと。最後は気持ちが切れまくりの中、なんとかゴールしました。

総合順位は66位と大分落としましたが、目標の予選通過ができたので、満足しています。ただ、2本目にこれだけ落ちるようでは、4回上る小川村には黄信号ですね。