2008年4月29日火曜日

快レーシング練習会/バーベキュー

今日は快レーシングの練習会。妙高笹ヶ峰ヒルクライム、お昼は黒姫でバーベキュー、その後は野尻湖周回。

天気も良くて最高でした。私は自走で行ったため、走行距離は243km。練習会よりも現地への往復の方がより練習でした。さすがに疲れました。

2008年4月27日日曜日

東日本実業団BR-3 群馬CSC

hanです。東日本実業団のBR-3に参戦してきました。快レーシングからはBR-1にS5さん、BR-2にむらさんが参戦しています。

BR-3は朝が早いので、前日にみなかみに入りました。BR-3は人数が多いため、113名ずつの2組にわかれました。受付を済ませ、エントリ表を見ると、自分は第1組。あちゃー、知った名前ばかりいます。おそらく1組の方がペースが速くなるでしょう(実際その通りでした)。お友達関係では、ARIのBeeさん、超人のミゲさん、バモさん、ミヤケンさん、そして、スキップのeibinさんが同じ組です。かなりきついレースが予想されますが、楽しい展開になりそうです。土曜日はそのまま道の駅で車中泊しました。

そしていよいよ日曜日、朝5時に起きて、めずらしくちゃんとアップをしました。前の方に並ばないとレースにならないよと各方面よりアドバイスをもらっていたため、試走はせずに召集がかかるとすぐにスタート位置に移動しました。そして図々しくも伊吹山に続いてまたしても最前列に陣取ってしまいました。すぐ脇にむらさんがきてくれたため、使用禁止のアームウォーマーを預かってもらい、スタートまでの時間をいろいろと話しながら過ごしました。BR-3は60km(10周)のレースです。

そしてスタート。慌てる必要はないので慎重にクリートを嵌め、序盤は慎重に20位付近を走ります。3周ぐらいすると、集団が落ち着いてきました。時々数人が逃げっぽくなりますが、集団の速度がまずまず出ているため、まったく決まりません。そのうち超人の3名が前の方に集まりだしました。どうやら逃げようと考えているようです。面白いので自分も便乗してくっついていきます。しかし、逃げというよりは集団を縦に伸ばしたという感じで終わりました。

レース中はお友達と話していることが多いのですが、"hanさん逃げないの"、"逃げたらついてくよ"、"俺も俺も"、"何行ってんだよ無理無理"なんて冗談を言いながらレースは進みます。集団の先頭をちょっと長引きし、後ろのバモさんから"hanさん、交代しないとバテちゃうよ"と言われますが、"いや、心臓破りにカメラマン(むらさん)がいるので、この周回は先頭で入りたいんだよ"と言ったにもかかわらず、上りで超人サンたちは前に出るんだもんな〜。おかげでシャッターチャンスは訪れず。


レースの約半分が終わったところで、Beeさんが飛び出して行きました。漢の一人逃げです。キレが良かったこともあり誰も追いません。ちょうど自分は少し下がっていたので、完全に見送りました。ギャラリーから入る情報だと、約30秒ほど開いたようです。あまり差が開かないように自分も先頭に出て集団を引きます。3周ほどしてようやく追いつきました。"Beeさんお疲れ様"、"hanちゃん後ろで休ませて"。どうぞどうぞ、いくらでもお休みください。できれば最後まで休んでいてもらえると助かるのですが。

そしていよいよレースは終盤です。ここまであまり後ろに下がらないよう気を付けて走ってきました。集団の中程にいると、すぐに順位が下がってしまうため、定期的に脚を使って前方に上がるようにしていました。ラスト1周となるスタートゴールラインは集団の先頭を引いたまま通過です。JCRCではポイント賞となるところですが、BR-3ではここで先頭を引いている時点でほぼアウトでしょう。でも気持ちいいんですよ。なんてったって先頭ですからね。

しかしさすがに最終ラップは速度がグッと速くなり、ホームストレートではズルズルと順位を下げてしまいます。下りに入ったところでは、30番ぐらいに落ちていたと思います。さすがにこれはヤバいと思い、下りが終わったところから脚を使って前に出ていきます。しかし、調子に乗って頑張りすぎて、またまた先頭に出てしまいました。どうせスプリント勝負では勝てないので、こうなったら一か八かこのまま逃げることを考えます。最初の上りはアウターのまま行きます。そして心臓破り、どかんと集団に飲まれました。最終周回はアウターのまま上るべきでしたが、たまらずインナーに落としてしまいました。あとは集団のまま安全にゴールをすることを目指します。

しかしまあ、見事な抜かれっぷりだこと。一応、20位以内はキープしたかったので、最後まで気を抜かずに走ります。そのまま何人かと並んでゴール。そして結果は18位でした。脚は残っていましたが、それを出し切るだけのパワーがありませんでした。そして、どこで使うかというタイミングも重要ですね。まあ実力相応の結果なのですが、比較的楽に走れたことで逆に追い込めなかった感が強く残ってしまいました。しかし、こう感じる時の方が、実際は走れているのでしょうね。

超人のミゲさんは3位表彰台、Beeさんは途中漢逃げをしたにもかかわらず7位、eibinさんは11位と、お友達関係は皆速かったです。レース自体はとても楽しく走れましたが、結果を残すためにはもっと練習しないとダメですね。今日のところは人とぶつかっても落車せず、五体満足でゴールできたことに感謝しましょう。

Beeさんからは"hanちゃん右側にばかりいて風受けてるから、もっと集団の中で休めばいいのに"って言われましたが、いやー、さすがによく見ていますね。その通りで、自分はほとんど右端にいます。集団の中にいると遠慮が多くなって順位を下げてしまうんです。あと、一気に動けるポジションにいたいので、端っこを走ることが多いのです。レースを終えて考えてみれば、無駄に動いて前にいる必要もなかったため、もっと集団内でヌクヌクしていれば良かったかもしれません。まあ、次への課題にしましょう。

その後はBR-2、BR-1と応援しながら観戦(応援と言いつつ、その半分以上は超人サン達やF(t)のS口さん、umiさん、T崎さんとしゃべくっていましたが...)。むらさんとS5さんも無事に完走しました。レースはもちろんですが、おしゃべりも楽しい一日でした。

2008年4月6日日曜日

伊吹山BR-3

hanです。今日はいよいよ実業団登録での初レース、伊吹山ヒルクライムです。残念なことに落石の可能性があるとのことで17kmから12kmに短縮されましたが、長くても短くても結局きついことにはかわりないんですよね。

愛知の実家を出て下道を走ること1時間半、お昼に会場に到着しました。チームメイトのむらさん(BR-2)はすでに会場入りしていて、アップのためローラーをゴリゴリやっていました。私はその横に座り込んで、途中のローソンで買ってきたおにぎり3つをほおばります。BR-3は人数が多かったため、それぞれ83人ずつの二組に分かれました。私は第一組なので、スタートは15:20です。まだまだ時間に余裕があるからとのんびりしていたら、13:30頃BR-2の召集がかかりました。
召集に向かうむらさん

私はと言えば、ようやくローラーに乗り始めたばかり。今日始めてチームジャージに袖を通すのですが、レーパンとのミスマッチはご愛嬌です。暖かくなったので、レッグウォーマは不要、というより、通常は着用してはいけないようですね。当然、すね毛はボーボーのままです。

結局、5分ぐらいローラーに乗ったところでBR-3-1組の召集がかかりました。まったくアップになっていませんが、大丈夫でしょうか。召集場所からスタート地点までは2km程距離があるので、皆でまとまって行くことになっているのですが、まだ時間があると思って周辺をクルクル回ってから召集場所に向かうと、ありゃ、もう移動していました。新人としては問題行動ですね。慌てて最後尾にくっつきました。

スタート地点に着いて荷物を預けると、出走サインをします。その際、ヘルメットのJCFシールを確認されますが、あれっ、どこに付いているんだ? 今日からOGKのモストロを投入したのにシールが見当たらないぞ。かなり焦りましたが、裏側に貼ってありました。

まだまだスタートまで間があるので、むらさんと手前の坂でアップをします。うーん、昨日に続き、脚は軽いです。まずまずの走りができそうな気がします。5、6本やって、終わりにしましたが、まだまだ時間はあるので地べたに座り込んで雑談をしています。そのうちBR-2の選手がスタート付近に集まり始めたため、むらさんも行ってしまいました。暇になったので、トイレに行ったりして、準備をしておきます。

しばらくして、BR-3-1組の選手もポツポツと集まり始めました。自分も自転車を並べます。結構前の方です。ドキドキです。いよいよBR-2がスタートして、ついにBR-3-1組がスタートラインに並びます。その際、道いっぱいに広がるため、最前列に並ぶことができました。ラッキーというか、新人のくせに図々しいというか・・・。まだスタートまでは10分もあります。長すぎますよね。でも、意外と緊張はしていません。心拍計を付けていれば実は心臓バクバクだったのかもしれませんが...。

そしていよいよスタートです。クリートは一発で決まりませんでしたが、少し出遅れただけでスムーズにスタートできました。順位は20番目ぐらいでしょうか。大きな集団のまま進んで行きますが、おかしな挙動をする人がいないので、安心して走れます。かなりいいペースなので、着いていけずに遅れる人がいますが、中切れしないように気をつけているうちに、10番目ぐらいに上がりました。列車は一列棒状ですが、だんだんと自分もきつくなってきました。まだ序盤なのに先が思いやられます。そのうち、前の人が中切れを起こしました。しかし、すでにきつくなっていた私はすぐに前に出ることができず、一緒に遅れてしまいました。まだレースは半分も終わっていません。

ここで一度気持ちを落ち着かせ、自分のペースに合わせて少し息が整うまでセーブします。そうこうするうちに、数人に抜かれ、先頭は見えなくなりましたが、おそらく10位前後で走っていると思われます。筋肉がきつくて弱気の虫が何度も出ようとしますが、何とか抑えつけます。100m程前に数人のパックが見えますが、すぐに追いつけるだけの力はありません。少なくとも遠ざかっていかないだけマシといった感じです。平坦気味になったところで、後ろから追いついてきた人に抜かれました。すかさず後ろに着かせてもらい、楽をさせてもらいます。今日は結構風があるので、一人で走り続けるのはつらいのです。これで、少しパックとの差が縮まりました。

平地が終わり、上りが急になったところで、前の人は力尽きて落ちていきました。ここからは一人で詰めていかなければなりません。前のパックは3人、あれに追いつくことができれば少しは楽に走れそうなのですが、なかなか詰まりません。その差を維持したまま、緩い下りに入りました。ゴールまではあと3km程でしょうか。どこかで勝負に出る必要があります。よってこの下りでここぞと踏み倒し、一気に差を詰めることにしました。下りの後の上りが結構きつくて、パックが崩壊し始めました。この上り返しのところで一人抜きました。そしてそのまま頑張って前を追い、また一人抜きました。ゴール地点のアナウンスが聞こえるようになり、あと少しでゴールであることが分かります。

アナウンスがかなり盛り上がってきました。どうやら、BR-3-1組の先頭がゴールしたようです。そして2位のゴール、続いて3、4、5位のゴールアナウンスが聞こえてきました。ちょうどそのとき最終コーナーを回り、ゴールラインが見えました。そしてゴールまでの間には、2m先を走る一人以外はいないことが分かりました。つまり、前走者を抜けば6位入賞です。しかし、前走者もペースアップをして必死に逃げています。なんとか食らいつきますが、もう自分もいっぱいいっぱいで、何とか精神力で粘っている感じです。最後、ゴール前でスプリントできれば一気にかわせるかもしれないので、その可能性に賭けます。ゴールまであと5m、気合で立ってダンシングを始めました。あと1m、横に並びました。そして、10cmの差で刺しました。

信じられません。実業団で入賞できるなんて、夢にも思っていませんでした。最後までレースをあきらめなくて本当に良かったです。最後競った7位の方も祝福してくださいました。ありがとうございました。

この表彰式は格別にうれしかったです。チームジャージを初めて着たその日に立つことができました。

むらさんと二人で

賞状と賞金と賞品です。今使っているテールランプは100均で買ったやつで、段差に乗ると消えたりするのでちょうどいいものをもらいました。

さて、結果には満足していますが、まだまだ課題が多いレースでした。それに、タイムはそれほど速くありません。シーズン始めとしては上出来ですが、これがピークとならないよう、これからもっと調子を上げていきたいですね。