2008年5月18日日曜日
しらびそ高原ヒルクライム BR-3
hanです。今日はI村っちと二人で実業団のしらびそ高原ヒルクライム(BR-3)に出場してきました。伊吹山の反省からしっかりと体重をコントロールをしたものの、それが結果にどう結びつくか不安もありました。当日の受付をお願いしたため、早めに会場入りしましたが、早すぎてETC早朝割引が使えませんでした(涙)。
前回の反省から、アップはきちんとやります。井村っちから"hanさんもアップやるんだ"と突っ込まれましたが、登録のレースではちゃんとやることにしました。今年初めて心拍計を着けて、160-175を維持しながら15分程回して準備完了。スタートまではまだ間があるので、出走サインを早めに済ませてコースの前半を行ったり来たり、ゆっくりと走ります。スタート位置が昨年と変更となり(昨年は一般クラスで走りました)、麓に近くなったため、昨年よりもタイムは落ちると考えられます。目標は48分切りで、できれば10位以内に入りたいところです。
エントリーが149名もいるため、前の方に並ばないと大変だと思い、召集がかかるとすぐに並んで最前列に陣取りますが、その後のどさくさで2列目になりました。あとはうまくスタートができればOKでしょう。BR-2がスタートし、その2分後がBR-3のスタートです。何回やってもスタートは緊張しますね。カウントダウンが進み、いよいよピストルが鳴りました。ところが、前の人がよろけてしまい、自分の進路がふさがれてしまいました。そこで私も慌ててしまい、クリートが全然嵌まりません。後方から”何やってんだよー”と罵声を浴びせられます。私の後ろ付近にいた方々、本当にごめんなさい。
ひと呼吸おき、しっかりとクリートを嵌めた時には集団の真ん中に完全に埋もれていました。前に並んだアドバンテージは完全に失われました。序盤で先頭グループから脱落すると話にならないので、脚を使ってとにかく前に上がっていきます。最初は道も広く、勾配もきつめですが、しばらくすると細くなって勾配も緩くなります。その細くなるポイントには10位で入りました。先頭はチームARIの二人が引いています。すぐ近くにはスワコレーシングが2名、うち一人はK-Jrだと思われます。むらさんの飯山ヒルクライムの話やいささんの車坂の話を聞いているため、K-Jrには要注意です。私も群馬でやられていますしね。
道が細いにも関わらず、集団の密集度は結構高いため、何度か接触しそうになってブレーキをかけるシーンもちらほらあります。そのうち、Esperance StageのI選手が一気に飛び出しました。さあ、集団はどうなるか。すぐにチームARIのRYOさんがペースアップして追いかけます。RYOさんんは伊吹山で1位だったのですが、レッグウォーマー着用の服務規程違反により降格となった選手です。よって、今回も優勝の大本命でしょう。しばし二人逃げの状態となり、ここで考えます。自分も追うべきか追わざるべきか。
今のペースは結構余裕はあるものの、心拍は190を超えており、気持ちの余裕度とは裏腹に体はきついはずです。しかし、ここは勝負所だと思い、自分もペースを上げて追うことにしました。頑張って前の二人に連結成功。何名か着いてきたようですが、これで一気に先頭集団は絞られたと思います(後ろを振り返っていないので正確にはわかりません)。
それにしても、Iさんは強い。ほとんど先頭を引いています。たまに交代の合図を出すので、RYOさんや私が先頭に出ることもあります。途中、ちょっと長めに先頭を引きましたが、やっぱりきついです。そのうちだんだんと二人に着いていくことが苦しくなってきました。無理すれば着いていけなくもないのですが、最後に鬼の激坂があることを知っているため、その前につぶれてしまうとズルズルと下がってしまう危険があります。私のすぐ後ろでずっと息遣いが聞こえているので、一人着いていることは確実ですが、その後何人着いてきているかは不明です。試しに前にスペースを作って、後ろがどういう出方をするか確認してみます。すると、スルスルと前に出てきました。このH選手もチームARIの選手です。先頭に二人も絡むとは、まったく層が厚いですね。
しかし、H選手は結構苦しそうな感じですし、その後ろは来ていないようなので、再度H選手の前に出て、先頭の二人はやり過ごすことに決めました。じわじわと二人との差が開いていきますが、ここは我慢です。そのうち二人は見えなくなりました。さて、激坂に入る前に、なんとかH選手を切り離さないといけません。何度かダンシングして切ろうとしますが、しっかり着いてきます。うーん、このままだと激坂勝負かゴール勝負になりそうです。こうなったら腹を据えて、マイペースを維持するだけです。しばらく開き直って走っていると、気付いた時には後ろの息遣いが聞こえなくなっていました。ここで、今日初めて後ろを振り返りましたが、誰も見えません。信じられないことに、このままゴールできれば3位です。
そして、いよいよ激坂に突入しました。ダンシングでぐいぐい上るものの我慢しきれず、ついにファイナルギアの34-23に突っ込みました。再度後ろを確認しますが、誰も来ていません。途中で順位を教えてくれる人がいて、21、22位ってことはBR-2も相当抜いたってことですね。そしていよいよゴールが見えました。もう3位は安泰ですが、最後はペースを上げてゴールまでしっかりと走ります。そしてついにゴール! 手元のタイムは46分40数秒で、目標タイムを大幅に上回ることができて、びっくりです。
ゴール後RYOさんとお話すると、最後に刺されたので3位かもとおっしゃっていて、となると私は4位ですが、そんなはずはないのだけど...、見落としたのでしょうか。ただ、エキスパートクラスの激速の人やBR-2の人々も混じっているため、RYOさんの見誤りであることに期待するしかないですね。一般クラス上位のリザルトはすぐに張り出されたにもかかわらず、なぜか実業団のリザルトは全然張り出されません。建物内で休んでいると、いつの間にか表彰の呼び出しが始まったようです。慌てて外に飛び出しますが、時すでに遅し、聞き逃しました。しょうがないのでこっそりと賞状のおいてあるところに行って、名前を見せてもらいました。おおっ、やっぱり3位です。間違いありません。
伊吹山で6位入賞したときよりもずっと体ができていたため、そこそこ走れるだろうとは思っていましたが、まさかここまでの結果が出るとは思いもしませんでした。今年から実業団に挑戦し、その3戦目としては上出来すぎます。なにかバチが当たりそうです。さて、2位と3位はBR-2に任意昇格できるのですが(1位は強制昇格)、これでBR-3での入賞は2度目となったため、昇格することにしました。実は密かに小川村で狙おうと目論んでいたのですが、上がれるときに上がっておかないと、この先どうなるかわかりませんからね。
さて、タイムの方ですが46分46秒でした。体重がタイムに影響することは過去の経験からわかっていましたが、今回もバッチリその通りでした。なんと、BR-2やエキスパートでも入賞できるタイムでした。自分はヒルクライマーではないと思っていましたが、少し自信になりました。さて、来週はいよいよ木祖村です。いい流れが来ましたので、この調子で頑張って走りたいですね。
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8 件のコメント:
表彰台おめでとうございます。来週も鬼がいそうで怖いですね!お手柔らかにお願いします。
バモさん:
メットが割れたそうで、お怪我の方は大丈夫ですか? 木祖村楽しみにしていますよ。
すごいよーっ、ハンさん。これで小川4周っすね・・。見に行きますよ。
narioさん:
小川4周はやばいですよね。野獣さんと一緒に苦しんできますよ。当日は誰も観ていないところで尻押してください(笑)。
遅ればせながら3位入賞おめでとうございます!
練習の結果がしっかりと成績に結びついていて素晴らしいですね!!
リザルト見てないので定かではありませんが、BR-2も3も上位は差が無かったのでは?
ということで次レースでもしっかり入賞狙えますよ!
っとその前に木祖よろしくお願いします。
S5さん:
ありがとうございます。
おっしゃる通りで、BR-2とBR-3の上位はあまり差がありません。とりあえず、もう少し痩せてみますかね(笑)。
まずは木祖村頑張りましょう。
おめでとうございます。
一足先にBR-2ですね。
しばらく実業団に出られませんが、しばらく待っていて下さいね。(笑)
beeさん:
一脚先に待っていますよ。Beeさんならすぐでしょう。
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