何年か振りに乗鞍HC(裏)に参加しました。快レーシングからは、E1クラスタに私と鉄平選手、Fクラスタにゆうこりんがエントリしています。前回出たときは確かBR-2昇格直後で12位だった(かな?)ので、50名という参加人数を考えるともう少し上に行きたいところですが、エントリリストを見ると、村山さんはじめ速い選手が並んでいるので、やはり、甘くはないようです。
鉄平選手に前日受付をお願いしていたので、当日移動としましたが、時間的に余裕があるとみて安房トンネルを節約して峠を経由したところ、予想以上に時間がかかり、鉄平選手をお待たせしてしまいました。
アップを始めたところ、体調は可もなく不可もなくという感じでした。最近はローラー台を持ち込むことすら面倒になり、アップは坂を行ったり来たりしています。今日のレースはローリングスタートのため、軽く流す程度で止めておきます。
スタートは鉄平選手と3列目ぐらいに並んで、のんびりと走り出します。しばらく国道を走って先導車がよけると本スタートとなります。鉄平選手が積極的に上がっていきますが、自分は無理をしないで20位ぐらいをキープします。そのうちパラパラと選手が落ちてくるので、負荷をかけすぎないよう自重しながらパスして行きます。そのうち、前を行く鉄平選手が近づいてきました。それほど速度差はないので、自分が前に出れば着いてこれるでしょう。
そしてここから先はずっと2人旅となりました。チームメイトと一緒に走るのは楽しいものです。時折後ろの鉄平選手の気配を確認しつつ、できるだけ一定ペースで引くようにします。このコースはしばしば視界が開けるので、斜度が分かりにくく、要注意です。
そのうちチラチラと見えていた前の選手が見えなくなり、短い下りをこなしたところで一度脚を休めてしまい、プツリと集中力が切れました。すると、鉄平選手が前に出て引いてくれたので、リフレッシュできて助かりました。その後も同じような景色に飽きて、気持ち的にサボることが何度かあったのですが、その都度に前に出てくれたので、ズルズルと遅れることなく済みました。
後半になると大きく視界が開け、前を行く選手が見えるようになります。鉄平選手から「追いつきましょう」と力強く声をかけてもらいますが、見かけ以上に距離があるため、なかなか厳しいです。チャンスがあるとすれば、平坦区間に入ってからローテーションでのペースアップでしょう。コーナーで後ろを確認すると、後続も迫っているようですが、平地で2人なのはありがたいです。
途中、驚愕のスピードで抜いて行った森選手に鉄平選手が喰らいついたため、少し差が開きましたが、慌てること無く平地に入る前にジョイントします。そして平地。交代しつつ引いてもらうとスーパー楽です。この調子で行けば遠くに見えるピンクジャージの選手に追いつけるかもしれません。しかし、鉄平選手はかなりきつそうです。そしてついに、交代の合図をしても「行ってください」とのこと。となれば後は余力を使って単独で追いつくのみです。
次第にピンクのジャージが大きくなってきました。追いつきそうですが、追いつくタイミングが悪いです。後ろに着くにはペースが遅く、先行すれば喰いつかれそうです。一か八かで先行することにしましたが、案の定、後ろに着かれました。ここは下りゴールなので、後ろの方が有利なんです。最後の下りに入り、どこで仕掛けるか。ちらちらと後ろを確認しつつ、スプリントポイントを探ります。相手もなかなか仕掛けてきません。そして、自分の方が痺れを切らして先に仕掛けました。その結果、見事に喰われてジ・エンド。そして、鉄平選手も後ろの選手に喰われたそうです。
結果:E1クラスタ:12位 (1:09:07)
一昨年の村さんが7分台で走っていたので、同じぐらいで走れるかなと期待していましたが、おそっ!!。 順位も昔と同じで進歩なし...(笑)。
ゴール後、すぐにパンを貪り食べる私に、鉄平選手が「よくレース直後に食べられますね」と絶句。しかし、私としては、おもむろにランニングシューズを出してきて、これからランするという鉄平選手の方に絶句でした。
やっぱりチームメイトと一緒に走るレースは格別ですね。入院中の村さんの早期の復活を祈っています。
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