4連覇の掛かった野尻湖カップトライアスロン・ジャパンオープンに参加してきました。アジアカップ蒲郡大会からの連戦となり、この1週間は疲労を抜きながらも、バイク・ランの刺激入れを行い、調整を行ってきました。
サポートいただいている整体院「エイド・ステーション」さんで体のケアをしっかりと行っていただいたおかげで、筋肉の状態はよく、レース後特有の身体のだるさも土曜日の時点では感じられなくなっていました。土曜日の朝みよしから大会会場となる長野県信濃町へ出発しました。信濃町へはみよしから5時間ほどかかります。長時間の運転は同じ姿勢をとり続けるため、身体がむくみやすく、身体がこわばります。そのため、中間地点の駒ケ岳サービスエリアにて、休憩を取り、サービスエリア内の遊歩道(クロカンコース)で20分ほどジョグを行い、汗を流してリフレッシュしました。前日移動は強行スケジュールなので、コンディショニング的にはあまりよくはありませんが、身体を動かしてほぐすことで、早く現地の気候に適応することもできるので一石二鳥です。
予定通りお昼過ぎに会場に到着。到着後、お世話になっている実業団ロードチーム「快レーシング」のメンバーの方達と待ち合わせ、すぐにバイクコースの試走を行いました。野尻湖のバイクコースは湖の周り1周15kmを3周回しますが、道幅が細くアップタウンの連続するジェットコースターのようなテクニカルコースです。試走でイメージを作っておくことが大切になります。1周目はそこそこのペースでコーナーの入り方などを確認、2周目はゆっくりと流して疲労回復を図りました。夜は15分ほど軽くジョグと流しを入れて明日の準備をして就寝・・・のはずが、緊張からか、なかなか寝付けず、結局寝たのは午前0時を回っていました。
レース翌日朝5時に起床。いつものようにまずは熱いシャワーを浴びて目と身体を覚まします。どれだけ眠くてもいつもこれでスイッチが入り、レースモードに入ることができます。夜のうちに雨が結構降ったようで、路面はぬれていますが、雨は上がっており、暑くない絶好のコンディションになりました。連覇を意識しないで力を出し切ることに集中して走れば、結果はあとからついてくるはず、と心を落ち着けてスタートを待ちました。
スイム(1.5km)はいつも通りの泳ぎでトップでフィニッシュしましたが、昨年のタイムより1分ほど悪く、2位とは2分差でバイク(45km)スタートとなりました。バイク序盤は脈がなかなか下がらず、きつさを感じたので、無理をせず徐々にビルドアップしていくつもりで走りました。1周目を終えた時点で2位の萩野貴史選手(長野県)とは1分15秒と差を詰められていましたが、焦ってペースを乱さないように2周目も走りました。3周目の終盤、昨年と大体同じ位置で萩野選手に抜かされました。しかし、これも想定内であったので、萩野選手のペースに合わせてバイクフィニッシュ。ほぼ同時にラン(16km)をスタートしました。
ランスタートして始めの1kmは萩野選手が先行、1km過ぎで自分が前に出ましたが、萩野選手もぴたっと自分をマークしてくっついてきます。後ろに付かれるとプレッシャーを感じますが、意識を自分の走りに集中して、ペースを守って走りました。ランコースのポイントは2km過ぎてからの激坂です。ここをどう走るかがその後に影響します。急な坂での走り方のポイントは決して無理をしないこと。ストライドは短くなってよいので、できるだけ膝の曲げ伸ばしをしないようにして、ピッチを落とさずリズムを刻んで走ることです。これはトレイルランで学んだテクニックです。激坂に入って、徐々に萩野選手の足音が遠のいていきました。後ろを振り返らないように、そのままペースをキープします。8km地点の折り返しを過ぎて後続との差を確認。十分に安全圏ではあるものの、昨年のようなこと(ラスト2km地点で追いつかるようなこと)にならないように、独走態勢に入ってからは、練習(ペース走)のつもりで、リラックスした走りを心がけ、最後まで気を抜かない、ペースを落とさないように意識して走りました。スペシャルエイドでは、ここでジョミを2本ずつ摂るようにしました。ここでジョミは、酸味があり、大変爽やかなので、きついところでもすっと入ってきます。特に夏場のレースではお勧めの補給食です。走り自体の感覚は身体が重くてキレがないため、走りこみ不足を痛感。もっと走りこまなきゃだめだ、と思いながら走っていました。フィニッシュが近づくと応援が増えて、優勝の喜びがこみ上げてきました。快レーシングの方たちや、長野県のトライアスリートの皆さんもすれ違いざまに声を掛けてくれて、それに応えながら走りました。そのままトップでフィニッシュ!2位の萩野選手とは2分差でした。これで前人未到の野尻湖大会V4を達成!
今回も、地元の実業団自転車チーム「快レーシング」の皆さん、また多く長野県のトライアスリートの皆さんの声援のおかげで、最後まで楽しく自分を追い込んで勝つことができました。トレーニング環境を提供してくださっている三好スイミングアカデミー様、協賛・支援スポンサー各社の皆様、大会スタッフ、ボランティアの皆様、大会に参加したすべての選手の皆さん、長野県のトライアスロン関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。来年もV5を目指して頑張りたいと思います。
サポートいただいている整体院「エイド・ステーション」さんで体のケアをしっかりと行っていただいたおかげで、筋肉の状態はよく、レース後特有の身体のだるさも土曜日の時点では感じられなくなっていました。土曜日の朝みよしから大会会場となる長野県信濃町へ出発しました。信濃町へはみよしから5時間ほどかかります。長時間の運転は同じ姿勢をとり続けるため、身体がむくみやすく、身体がこわばります。そのため、中間地点の駒ケ岳サービスエリアにて、休憩を取り、サービスエリア内の遊歩道(クロカンコース)で20分ほどジョグを行い、汗を流してリフレッシュしました。前日移動は強行スケジュールなので、コンディショニング的にはあまりよくはありませんが、身体を動かしてほぐすことで、早く現地の気候に適応することもできるので一石二鳥です。
予定通りお昼過ぎに会場に到着。到着後、お世話になっている実業団ロードチーム「快レーシング」のメンバーの方達と待ち合わせ、すぐにバイクコースの試走を行いました。野尻湖のバイクコースは湖の周り1周15kmを3周回しますが、道幅が細くアップタウンの連続するジェットコースターのようなテクニカルコースです。試走でイメージを作っておくことが大切になります。1周目はそこそこのペースでコーナーの入り方などを確認、2周目はゆっくりと流して疲労回復を図りました。夜は15分ほど軽くジョグと流しを入れて明日の準備をして就寝・・・のはずが、緊張からか、なかなか寝付けず、結局寝たのは午前0時を回っていました。
レース翌日朝5時に起床。いつものようにまずは熱いシャワーを浴びて目と身体を覚まします。どれだけ眠くてもいつもこれでスイッチが入り、レースモードに入ることができます。夜のうちに雨が結構降ったようで、路面はぬれていますが、雨は上がっており、暑くない絶好のコンディションになりました。連覇を意識しないで力を出し切ることに集中して走れば、結果はあとからついてくるはず、と心を落ち着けてスタートを待ちました。
スイム(1.5km)はいつも通りの泳ぎでトップでフィニッシュしましたが、昨年のタイムより1分ほど悪く、2位とは2分差でバイク(45km)スタートとなりました。バイク序盤は脈がなかなか下がらず、きつさを感じたので、無理をせず徐々にビルドアップしていくつもりで走りました。1周目を終えた時点で2位の萩野貴史選手(長野県)とは1分15秒と差を詰められていましたが、焦ってペースを乱さないように2周目も走りました。3周目の終盤、昨年と大体同じ位置で萩野選手に抜かされました。しかし、これも想定内であったので、萩野選手のペースに合わせてバイクフィニッシュ。ほぼ同時にラン(16km)をスタートしました。
ランスタートして始めの1kmは萩野選手が先行、1km過ぎで自分が前に出ましたが、萩野選手もぴたっと自分をマークしてくっついてきます。後ろに付かれるとプレッシャーを感じますが、意識を自分の走りに集中して、ペースを守って走りました。ランコースのポイントは2km過ぎてからの激坂です。ここをどう走るかがその後に影響します。急な坂での走り方のポイントは決して無理をしないこと。ストライドは短くなってよいので、できるだけ膝の曲げ伸ばしをしないようにして、ピッチを落とさずリズムを刻んで走ることです。これはトレイルランで学んだテクニックです。激坂に入って、徐々に萩野選手の足音が遠のいていきました。後ろを振り返らないように、そのままペースをキープします。8km地点の折り返しを過ぎて後続との差を確認。十分に安全圏ではあるものの、昨年のようなこと(ラスト2km地点で追いつかるようなこと)にならないように、独走態勢に入ってからは、練習(ペース走)のつもりで、リラックスした走りを心がけ、最後まで気を抜かない、ペースを落とさないように意識して走りました。スペシャルエイドでは、ここでジョミを2本ずつ摂るようにしました。ここでジョミは、酸味があり、大変爽やかなので、きついところでもすっと入ってきます。特に夏場のレースではお勧めの補給食です。走り自体の感覚は身体が重くてキレがないため、走りこみ不足を痛感。もっと走りこまなきゃだめだ、と思いながら走っていました。フィニッシュが近づくと応援が増えて、優勝の喜びがこみ上げてきました。快レーシングの方たちや、長野県のトライアスリートの皆さんもすれ違いざまに声を掛けてくれて、それに応えながら走りました。そのままトップでフィニッシュ!2位の萩野選手とは2分差でした。これで前人未到の野尻湖大会V4を達成!
今回も、地元の実業団自転車チーム「快レーシング」の皆さん、また多く長野県のトライアスリートの皆さんの声援のおかげで、最後まで楽しく自分を追い込んで勝つことができました。トレーニング環境を提供してくださっている三好スイミングアカデミー様、協賛・支援スポンサー各社の皆様、大会スタッフ、ボランティアの皆様、大会に参加したすべての選手の皆さん、長野県のトライアスロン関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。来年もV5を目指して頑張りたいと思います。
優勝 竹内鉄平(愛知) 2位 萩野貴史(長野) 3位 渡邉靖之(長野)
以 上
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