2009年9月27日日曜日

飯田 (by han)


昨年出場したレース(BR-2/3)で、唯一20位以内(どころか30位にも)入れなかった飯田です。昨年のリベンジと、美麻のダメダメレースの反省から、とにかく気合で走ろうと考えていましたが、面子が濃すぎて完走すら危うそうです。昨年は直角コーナーの脱出が遅く、間を埋めるのにかなり脚を使ったので、今年は同じ過ちを繰り返さないようにしたいですね。

とにかくボロボロになってもいいから、できる限り先頭集団に着いていくことを考えていました。スタート位置はそこそこ前に並べたのですが、スタート時のクリートキャッチに失敗して中盤ぐらいまで飲まれてしまいました。よって、苦しいですが上りで順位を上げていき、前方にいる村さんに少しずつ近付いていきます。少々強引に行ったところでは、隣の人ともたれ合うケースもありましたが、そこはBRレーサーなので、あまり危険は感じません。昨年、道が狭くなるため外側に押し出された激坂手前の左コーナーも、今年は前の方にいたので安全にクリアです。


激坂、りんご畑先の段々坂も良い位置でクリアし、課題であった下った後のコーナー脱出もまずまずで、1周目は先頭集団内で生き残りました。しかし、2周目の上りに入るとかなり苦しくなってきました。激坂は何とかクリアし、段々坂に入りますが、ここで突然踏めなくなりました。もう、精神力とか言う感じではなく、急に脚が止まってしまいました。そのままズルズルと遅れてしまい、もはやこれまでかと思いました。周りには混走のTRレーサーが増えてきたこともあり、平地では割り切って回復を図ります。


3周目の上りではそれなりに回復したようで、そこそこのペースで上れました。結果、下った後で振り返ると集団からは随分と先行する形となってしまい、結局は無駄脚を使っていたことになります。前の集団は遥か彼方なので、やむなく脚を止めて後続が追いついてくるのを待ちました。まだ先は長いので、平地を単独で走って消耗することだけは避ける必要があります。

この後、後続待ち

4周目もそこそこ上ることができました。段々坂で振り返るとBRの集団が近付いていたので、少し緩めて合流します。大阪産業大学の選手に「同じパックで行きましょう」と声をかけていただき、自分もそのつもりだったので「もちろんです」と答えます。下って平地に入り、ヒルクラ王の村山選手の後ろについていると、ニタッと笑って先頭を譲られました。先頭との差は前の周からあまり変わっていないようなので、このまま行けば完走は大丈夫そうです。

5周目に入ると、さすがに脚が動かなくなってきて、上りもやばくなってきました。しかし、前方に集団が見えたりするので、気合だけで頑張ります。激坂に入ったところで、村山選手はバビューンと行ってしまいましたが、誰も追従できません。そして、追いついたり追いつかれたりしながら、集団は次第に大きくなってきたようです。段々坂で切れかけて、もはやこれまでかと思いましたが、下りで頑張って追いつきます。

そしていよいよ最終周回である6周目に入りました。自分がどのぐらいの順位で走っているのかまったく見当がつきませんでしたが、よくよく集団の面子を確認してみると、ボンシャンスの才田選手、トラクターの岡崎選手、スペースの田端選手など、有力選手が多数入っていました。ということは、結構前の方で走れているのかもしれません。小川の時と同様、序盤の坂で岡崎選手がバビューンと行ってしまいましたが、見送ることしかできませんでした。最終周回のため、激坂では皆踏み倒してバラけます。皆、限界で走っています。段々坂までにまた集団となりましたが、もうこの坂を集団で終えられそうにありません。その時、前方に単独で走る村さんが見えてきました。これは絶対に追いつかないといけません。集団から切れながらもなんとか追いつきましたが、余裕がなさすぎて声もかけられません。

最後の下りで頑張って、なんとか二人で集団復帰を果たしたいところです。途中、深いバンク中から踏み始めすぎて、ペダルが接地してヒヤッとしましたが、その甲斐もあって下りきる前に集団のお尻に復帰できました。そのまま8名ほどの集団で平地に入りました。最後はスプリントどころか金魚の糞状態でのヘロヘロゴールでしたが、出し切った感があって、レース内容には満足しています。また、小川と同じようにチームメイトの村さんと一緒にゴールできたのが嬉しかったです。

リザルト:17位(BR-1:完走45名/出走133名)


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