2008年6月1日日曜日

裏乗鞍HC BR-2 (by han)

hanです。初めてのBR-2でのレースとなる裏乗鞍、さて、どれぐらい走れるでしょうか。木祖村後、食べまくっていたため体重は増えていて、大きな不安要素となっています。当日受付不可とのことでしたので、前日入りして受付しましたが、エントリーリストを見ると、BR-2は174人もいます。"しらびそ"の時は100人ぐらいだったので今回もそうかなと思っていたのですが、甘かったです(←修正:リザルト確認したら、74人の間違いでした)。考えてみれば、関西の人が多いんですね。東海北陸道を使えば関西や北陸からのアクセスは便利なんですね。

夜は道の駅で車中泊をしました。ところが、何かが上からのしかかってくる感覚にて目が覚めます。何もないことを確認し、再度寝ましたが、再び何かがのしかかってきます。霊感はそんなに強くないのですが、いわゆる"あれ"の可能性大です。ちょっとやばいので、車を移動しましたが、それからはぐっすりと寝られました。

当日は少し早めに現地入りし、みっちりとローラーに乗ります。心拍も180まできっちり上げました。出走サイン後はダラダラとコースを走り、スタート間近になって召集場所に向かいます。Jグランプリ上位のチームは優先的に前の方に並べるんですね。そんな特権があるなんて知りませんでした。召集場所はコースから横に入った駐車場のような場所で、おそらくスタート直前にコースの方に出て並ぶのだと思っていましたが、一向にその気配がありません。まさか、このままスタートでしょうか。いきなり道に出て右折するのは危ないと思うのですが...。

そしてそのままスタート。危ないのでクリートを嵌めずにゆっくりと右折します。それから踏んで行きましたが、今日は上手にスタートできました。最初からトップ集団に着くつもりでしたので、順調に前走者をパスしていき、10番手ぐらいに着きました。なかなかいい感じです。ペースは少々速いかなと思いましたが、序盤は6番手ぐらいまで上がったと思います。

ところが、毎度の事ですが、だんだんと苦しくなって、かなりヤバくなってきました。心拍計を見てみると、182と自分としてはかなり低めです。通常、ヒルクライムの時は190前後で走りますし、"しらびそ"の時も序盤は192でした。この低さでこの苦しさは何なんでしょうか。かなり不安になりつつ、そのまま先頭集団から切れて一気にペースが落ちました。

木祖村で大活躍されたFitteのA藤選手が抜いていきます。木祖村の時のように、ツキイチ君になりたかったのですが、その余裕はありませんでした。しばらくして、第2集団のラバネロのAディー選手、シルベストのS井選手、オーベストのE見選手、VientoのS野選手が抜いていきます。第2集団も見送るところでしたが、ようやく自分の走りのペースが戻ってきました。なんとか第2集団を視界に留めたまま、踏みとどまれそうです。現在の順位は10位ちょっとだと思いますので、20位以内はキープしたいところです。

しばらくは前との差が開きも縮まりもせずという状況が続きますが、前方で大きな選手が止まっています。ラバネロのAディー選手がパンクしたようです。気の毒に思いつつ、前を追います。そしてだんだんと差が詰まってきました。S野選手が結構きつそうで、中切れしかかっています。そのままパスしましたが、その前のS井選手、E見選手とはまだ差があります。一時的に縮まっても、また開いてしまいます。心拍計を見ると、180以下に下がっています。やっぱり低すぎます。心臓が大きくなったのなら良いのですが、2週間では大きくならないですよね〜。

視界が広がるところでは、遠くに先頭集団が見えます。随分と離れてしまったものです。そのうち勾配が急になってきて、次第に前の二人との差が詰まり始めました。後半に下り基調の直線があるようなので、そこを単独で走らないためにはそろそろ詰めておかないといけません。じわじわと詰めていき、ようやく追いつきました。しかし、追い抜くだけの余力はありません。

"まだゴールまでかなりの距離があるけど、あとどれぐらい上るのかな"と考えていたところで、下りに入りました。ちょっと牽制気味になって速度が落ちますが、S井選手が先頭のまま、引いてもらいます。途中、一か所グイッと上ってまた下り基調の平らになります。もしかしてゴールは近いのかもしれません。そしてS井選手がアタックしました。心の準備をしていなかったこともあり、まったく反応できません。やっぱりゴールは近いようです。E見選手もペースアップし、くっついて行きますが、ゴールはどこなんでしょう。ふとE見選手のペースが緩み、捲ってかわそうかと思ったら、すぐその先にゴールが見えました。入賞にも絡んでいませんし、ここで抜くのは漢ではないと思い、そのまま惰性でゴールしました。

結果、順位は12位でした(タイムは51:47)。"しらびそ"の時はBR-2と3とのタイム差はあまりなかったのですが、今回はかなりの差がありました。やっぱり甘くはないですね。BR-2の初戦としては上出来とも言えますが、何か出しきれなかった感が残るレースでした。帰りの車の中、悶々として、だんだんと悔しくなってきました。結果ではなく、その内容についてです。3人のパックになったとき、もうこのままゴールすればいいと思って消極的になってしまいました。前を追おうとか、その中で一番でゴールしようとか、積極的に仕掛けようとか、全然考えませんでした。本当にダメダメ君でした。次は富士山ですが、一度気持ちをリセットしてやり直しですね。


4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

FitteのA藤です。
乗鞍お疲れ様でした。やはりあーいうコースではクライマーには勝てません。

BR-1昇格狙ってただけに、ちょっと残念です。というか、悔しい。

2週間後、また富士国際ヒルクライムで山登りですが、軽量炭素車輪入れて頑張ろうと思います。


マスターズAで木祖村総合優勝のアダム出てましたね。クラス優勝に加えて総合2位だそうで。
あの人登録選手にしたら、絶対勝てる気がしません・・・

han さんのコメント...

doさん:
木祖村 & 乗鞍お疲れさまでした。遅ればせながら木祖村ステージ2の3位表彰台おめでとうございました。
doさんの実力からして、BR-1はすぐ目の前だと思いますよ。

炭素車輪、羨ましいです。自分は買えません(泣)。まだまだ3万円台の手組チューブラーで頑張りますよ。その分体重を減らすぞ〜。

アダムさんはBR-1のはずですが、今年は登録をしていないようですね。それにしても、何であんなに速いんですかね。

sken0406 さんのコメント...

シルベストのS井です。裏乗鞍お疲れ様でした。何やかんやでここにたどり着きました。レースでは後ろからじわじわと追いつかれいつ抜かされるのかヒヤヒヤもんでした。富士山は出るので一緒に上位狙いましょうね。。
そういえば色々調べたら去年のしらびその表彰式で一緒に写ってましたよ。。

han さんのコメント...

S井さん:
お疲れさまでした。後ろから見ていて、S井さんは随分余裕があるように見えましたよ。富士山は激坂と聞いているので、どれぐらい上れるのか想像できませんが、上位を目指してお互い頑張りましょう。

昨年のしらびそは一般クラスで一緒に入賞していたんですね。BR-2でもいつか入賞してみたいです。