2010年6月6日日曜日

富士山ヒルクライム by han

今年で3回目の出場となる富士あざみラインです。昨年、一昨年と序盤のオーバーペースが祟り、いいイメージがありません。よって今年は趣向を変えて、抑えて入るつもりです。

快レーシングからの参戦は、村さん、ノブさん、自分の40代BR-1が3名です。若者よりもジジイの方が積極的というのは問題ですね。とっとと追い抜いて成長してもらわないと困るのですが...。

前泊のため、前日に軽く試走しますが、雨がパラパラと降ってきて、自分とノブさんは即効で退散しましたが、むらさんはゴール地点まで行ったそうです。さすが変態ですね。夜は怪しげな薬湯に入ってパフォーマンスアップ??

当日は晴れましたが、富士山は雲の中で見えません。140名がエントリしているBR-1は8時半のスタートですが、日差しがかなり暑いです。我々3名は5列目ぐらいに陣取り、のんびりとスタートしました。またしてもクリートを一発で決められず、相変わらずのスタート下手です。今日は先頭に着いていくつもりはないため、無理のない範囲でペースを保ちます。前方に村さんとノブさんが見えてきたので、村さんの後ろまで上がって連結します。すでに先頭はかなり離れてしまったと思われますが、第2集団で行ければ十分だろうと抑え気味に走ります。

そのうち、中切れの傾向がチョコチョコと出始めたので、連結を離れて前に上がります。前方にT崎さんを含む先頭Grが見えたので、意外に遅くないことが分かりました。自分のいる集団が第2集団で、10位ぐらいと思われます。

直線部分3km程を過ぎ、あざみラインの中では比較的勾配の緩いつづら折りに入りますが、今年は大分余裕があります。昨年はこの時点ですでに死んでおり、その後ペースを上げられずに苦しみました。先頭Grもバラけたようで、T崎さんが単独で見えます。その差が開かないところを見ると、自分たちもかなりいいペースというわけで、いつの間にか5,6名にリストラされていました。気持ちオーバーペースなので、もう少し緩めたいところですが、ここで切れるわけにもいきません。先頭交代には加われませんが付いていきます。

馬返しを過ぎると、いよいよ激坂の始まりです。昨年より余裕があるとはいえ、やはりきついです。昨年は蛇行して一昨年よりタイムが落ちたので、今年は直登します。ここで集団の前2人に付いていけなくなりました。あとはひたすら我慢です。止まりそうになりながらもひたすら耐えます。後半になると、ユル坂が混じってきますが、脚はかなりパンパンで、ユルくても踏めません。振り返ると2名が迫ってきており、ユル平地区間で一気に詰められて抜かれました。ここが我慢どころでしたが、その先の激坂で1名に大きく先行されました。2人でヘロヘロと追いますが、詰まりません。

あと2kmとなったところで、体に鞭を打って全力を出し、詰めていきます。しかし、10m程まで迫ったところで力尽きました。すぐに後方からも追いつかれ、再びヘロヘロのランデブー走行です。ゴールが迫ってきましたが、もう踏めそうにありません。案の定、ラストスパートで置いていかれ、4分後スタート?のエキスパートクラスのトップ選手に追いつかれる直前でゴールしました。

すぐに着順がコールされたので、12位だと分かりました。これまで3回の中では一番良い順位でした。タイムも一昨年よりちょうど1分縮まったので、自分としてはまずまずの結果だと言えるでしょう。

昨年7位だった村さんはまだ本調子ではないようで、昨年よりも大分タイムを落としました。あざみ初挑戦のノブさんは、あまりのきつさに撃沈したそうです。確かにここは一般的なヒルクライムと違いますからね。来週も栂池ヒルクライムですが、気持ちを入れ替えて頑張りましょう。

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