2010年6月13日日曜日
栂池ヒルクライム実業団レース
今回はグッチ、ノブさん、hanさん、鮎坊そして自分の5人のエントリーです。グッチが試走したいということで前日ゆっくりと上ってきました。雪が残る雄大な北アルプスに向かってのヒルクライムです。他と違って間近に迫る北アルプスは絶景です。無論天気が悪いと見えませんが。しか~し今年はスーパー晴れオトコです。昨年は「村さんが出場すると雨が降る」雨オトコとレッテルを貼れたが今年は違います。なんと出るレースすべて晴れです。ちなみに天気が悪いレースは体調も悪くて出ませんでしたが・・・。
というスーパー晴れオトコ参上で試走も晴れです。暑いぐらいです。グッチのレベルであれば自分とペースが合いおしゃべりしながら楽しく試走ができます。ゴールラインは雪が残り、もう少し上に行けばお花畑が広がっています。今は水芭蕉でしょうか。もちろんおっさん二人で見に行くわけありません。虫も多いのでさっさと下って帰ります。
レース当日です。6時小川のコンビニでメンバーと待ち合わせて、会場駐車場で一緒に駐車できるカタチで入ります。見たコトのある人物が左斜めでこちらの様子をうかがっています。ヨハンソンです。なんかいつものメンバーがいつもののように集まった感じです。
さてレースです。実業団はすべてのカテゴリーを一緒にして100人ずつ走らせます。今年は2組です。実業団1組目はhanさん、グッチ、自分。2組はノブさんと鮎坊です。スタート後市民レースが行われ通常行われるカテゴリーでヒルクライム大会が同時開催されます。
スタートの先頭集団にはとても着いていけるスピードではありません。ここで辛いですがある程度無理しないと自分よりレベルが高い選手と集団を組むことが難しく我慢するところです。hanさんが徐々に前に出て良い感じで集団をつくり走っています。自分はそのスピードについていけずその集団を追いかけるカタチ。
さらにhanさんは前の集団へ合体しようしています。もういっぱいっぱいです。hanさんの後姿はまもなく見えなくなっていきます。周りにいる選手で知っているのはスワコ聖さんにマッサエシケンさんです。小さな集団を作って上ります。
そのうち2組の速い選手に抜かれます。シマノにアンカーにとプロの走りを間近に見れ勉強になりますが、あまりもの自分との違いに笑うしかないという感じです。後3㎞手前でS5選手に抜かれます。“後に着いて”とサインを出されましたが100mぐらいで切れました。
ゴール間近でシマノの選手が落ちてきました。一仕事を終えたのでチンタラ走っているのでしょうか。マジメに走っていないとわかっていますがプロを抜かすのは気持ちがいいです。そしてゴール!!今年はさっさと下らせてくれゴンドラ山頂駅まで後続選手を横目に下ります。
自分のタイムはことしも決勝進出ギリギリタイム。鮎坊もギリギリラインなので。帰る準備が出来ません。その他のメンバーはさっさと帰る準備をし、応援にきてくれたさかなくんファミリーとくちゃべってリザルトを待っています。ハイ皆さんすでにご存じのとおりhanさんと自分の2名が決勝進出そそくさと準備をします。
ローラーでアップしているとヨハンソンが目の前に陣取ってヘンナアタマで笑わせてくれます。ヨハンソンってこういうキャラだったんですね。ただのむっつりではなくおもしろいむっつりだったんですね。
さて、決勝レースです。1時間遅れてスタートリストが変更になるとか。そのリストに自分の番号がありません。落ちたんだと思い上に上げる荷物を車から下ろしたら、抜けている選手もあり、先に発表された選手も走れるとのコト。荷揚げの車は行ってしまったので別の車で上げてもらった。他の選手も同じ勘違いした選手がいたりリストに新たに現れた選手もいて、その選手は防寒具持参でスタートです。
うだうだした決勝になってしまったがようやくスタートです。TTなので1人寂しくヒルクライムです。スタート後は乳酸で足がまわらず苦しんだが徐々に回復するが辛いものは辛いです。とにかく気持ちで負けてはいけません。見えない前の選手に追いつく気持ちで走るぐらいではないとダメです。
といいつつ前の選手は予選で1位になった選手です。追いつくはずもなく後続の選手に追いつかれ抜かされます。それでも気持ちを切らせてはいけません。頑張ってもご褒美などありませんが、気持ちを切らせるとクセになります。常に自分との勝負です。自分に負けてはいけません。それがレースで走るための一番大事なところです。
ほどなくゴールして終了です。さっさと下って温泉です。実業団レースに珍しく参加賞がついています。温泉券そしてケロヨンのおけ?選手が桶を持ってウロウロしている姿に笑える栂池ヒルクライムでした。
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