2008年7月30日水曜日

遅くなりましたが小川レポートBR-2

やってきました小川村実業団レース。先週21日行われた全日本MTB大会と今シーズンメインレースとして気合いを入れて練習してきたはずが、全日本MTB大会試走中転倒アバラ骨を打って40オーバーでは優勝したもののマスタークラスではボロボロの走り。小川村までの約1週間も力入らなく練習にならずサイクリング。調整不足を感じながらもやるっきゃない!前日の受付時オーナーと待ち合わせてコース試走。一番暑い時間帯あまりやる気がなかったのだが、オーナーやるき満々だったのでなんとなくしてしまう。ふっと前を見るとチームNIPPOの集団に宮澤選手?似ているが走り方も見た目も若干別人。気にせず着いていくが、本格的な上りに差しかかったところで見送る。オーナー明らかに調子悪そう。聞くと昨日、佐久に出張した帰りに上田湯ノ丸で上りのコソ練したそうな。ちょっと笑えるが気持ちがわかんないでもない。ようやく上りきって下りセクションへすぐに小石を踏んでリアタイヤバースト?この日のために買った秘密兵器ミシュランPRO3が・・・裂けている。替えチューブやポンプなど持ってきてなかったのでオーナー先に下って車で迎えに来てもらう。その間何人もの選手に「チューブありますよ~」と声をかけてもらい「勝負には厳しいけどみんなやさしいな~」と感無量。受付していると宮澤選手に声をかけられ「上でむらっさ~んって呼んだんだけど気づいてもらえず別人かな」と。宮澤選手オーナーと談笑しているうちに受付。上田メンバーのゼッケンと名前に間違いがないか確認しながら受付。ここで他メンバーと間違ってしてしまうと後々大変なので慎重に。無事終わってみると宮澤選手は去ってしまい。まっ明日会えるか・・・宮澤選手以前会った時よりだいぶ絞られ別人と思わせるほどでした。家に帰り裂けたタイヤを交換。再度積みこみをしているとシューズのバックルがない????パンクした際シューズを履き替えた時にネジがゆるんでいて落としてきたんだ・・・。慌てて長野市内のショップに探しに行くがナイ。あるわけないかとあきらめ。あまりにも踏んだり蹴ったりが続くので墓参りに。先祖に自分とチーム員の安全祈願。シューズは右ロード左MTBとビッコだが地元開催でのトラブルでとりあえず対処でき良かったとポジティブに考える。さて当日はサポート隊の小林ご夫婦を乗せてサポート隊長宅へ。隊長に荷物と駐車券を渡しびっぐらんどへ。しばらくすると上田メンバー、オーナー、長野メンバーとぞくぞく到着。だが、駐車券がないので3台残して追い出される。朝食・ストレッチ・アップ。この頃になると日差しが強くなるので日陰を見つけてそこで30分ほどローラーを回し10分程路上でクールダウン兼感触を確かめスタート地点へ。メンバーと談笑していると宮澤選手に声をかけられる。宮澤選手「8時に来いと言われてきたら宣誓して、レースは11時半だからまた家に帰りますよ~ブツブツ・・・」とぼやいておりました。オープン参加でトップで入っても優勝はないとのこと、「得意なコースじゃないし調整なんで」とあくまでも控えめ。いよいよスタート。hanさんとスタートラインに並び談笑。スタート後パレード最初の緩やかな上りでトップ集団に付ける足もまわる心拍もそれほど上がらず、コンディションは良いのではないかと感じる。サポートエリアで水補給。少しトップ集団から遅れるが下りで復帰。昨年今年と下り攻略に足繁く小川に通った賜だろう。1箇所を除いて理想的なコーナーリング地元開催の利点である。が、本格的な登坂エリアでトップ集団についていけなくなる。決して速いわけではないがジリジリとその差が開く。チカラ不足である。2回目のサポートエリアではボトル1本アクエリアスを受け取る。水を補給したかったのだが受け取りに失敗。下りでも復帰できず2か3集団目に位置する。集団は小さいが緩斜面では1人よりよほど楽である。ゴール500m手前では「快レーシングがんばれ~」と応援してくれる。「誰だろう?」応援に押されチカラが入る。道に書かかれたメンバーの名前で応援団の見当がついた。3周目の上りではトップ集団が完全に見えなくなる。最後のサポートだ。「ミズ~」と叫んでボトル2本受け取り掛水と至れり尽くせりしてもらい最終周回へトップとは4分差。緩斜面では5人ぐらいの集団でローテするが皆ヘロヘロなのでバラバラ状態。登坂になると完全にバラバラ。もう自分もヘロヘロで秘密兵器27のギアに早々してしまう。まわりの選手は25。24だと追いつき27にすると離された。我慢我慢と言い続けゴールへ。なななんとか完走パチパチ!今できる自分の最高のパフォーマンスが出来たんじゃないかと思います。これもサポート隊・応援隊そしてご先祖さま?のお陰です。ありがとうございました。完走できたし、無くしたバックルも見つかったし良かった良かったの1日でした。塾長率いるサポート隊すごかったです。

2008年7月27日日曜日

小川村 BR-2 (by han)

いよいよ来ました小川村。このレースに出場したくて、実業団登録をしたようなものです。地元ということで、たくさんの応援とサポートに支えられ、否応なしに気合が入ります。気合が空回りしなければいいのですが、少しでもいいレースをしたいところです。

朝から日差しが照りつけ、スタート前からじりじりと首筋が暑くなります。召集で日陰に陣取った人は正解でしたね。待っているだけで体力を奪われるように感じます。BR-2のエントリは100名ですが、この厳しい山岳コースで果たして何人が生き残るのでしょうか。また、自分は生き残れるのでしょうか。体重が富士山の時より2kg近く増えていることが気になりますが、練習はしっかりやっていましたので、冷静に走れば完走はできるはずです。

そしていよいよスタートです。まずは町内をパレード走行します。パレードにしてはペースが速い気がします。心拍が結構高くて先が思いやられます。位置取りのため上がってくる人もいて、体が何度かぶつかりますが、BR-2レベルだと安心して当たれますね。

周回コースに入ったところで先導バイクがいなくなり、レースのスタートとなります。序盤は平地基調のゆる坂なので、大きな集団のまま進みます。グイッと上るポイントが何か所かあるのですが、ジェットコースター効果が遅れてくるので結構きついです。F(t)のてぃーざきさんとUmiさんの列車が右から上がっていきますが、着いては行かずにポジションをキープします。

前半のゆる坂セクションが終わると、ヒルクライムセクションに入ります。皆ダンシングで上げていきますが、自分はシッティングで無理をしないようにします。試走の時に前半頑張ると後半でダレていたので、集団から多少遅れても我慢です。少し前にFitteのA藤選手が見えるので、彼から大きく遅れなければ大丈夫でしょう。そのうち前からUmiさんが落ちてきましたが、かなりつらそうです。後で聞いたところでは、腰痛がひどかったそうです。一声かけて抜いていきます。

大分先頭から遅れたようですが、無事に一回目の上りをクリアしました。サポートの方から水をかけてもらうと気持ちがシャキッとして復活しますね。下りはA藤選手やスワコのS藤選手と一緒に下っていきます。上りで前に行った選手を何人か抜き、てぃーざきさんもパスします。周りの下り速度は思っていたよりもずっと遅かったです。おかげで難なく集団に復帰できました。

二回目の上りに入り、序盤は集団の中でぬくぬくと過ごします。チームメイトのむらさんの姿もあるし、超人☆倶楽部のミゲさんともおしゃべりします。ここでBR-3の先頭が追いついてきたため、集団が大きくなります。"みんな速いよね〜"なんて喋る余裕がまだあります。ヒルクライムセクションに入ると集団はばらけ始め、無理をしない自分は早々に切れますが、ミゲさんから大きく遅れないようにペースを決めます。しかし、試走では34-19Tで上っていたにもかかわらず、早々に34-21Tに入れてしまいました。ペースを抑えているつもりでも、かなりの負荷になっていたようです。

頂上の補給ポイントでもまだボトル半分が残っていましたので、この周も補給は取らずに水掛けだけをお願いしました。水の刺激で生き返りますが、的が外れて靴が濡れてしまい、気持ち悪いです(笑)。下りで踏んで先行するミゲさんまで追いつきます。

下りの終わるところで、S5選手が応援に来てくれました。"頑張れば集団復帰できるよ〜"との声援に、"もういっぱいだよ〜"と情けない回答しかできません。しかし、三回目のゆる上りで集団の姿が確認できると、千切れ組でペースを上げて無事に復帰します。ミゲさんが脚をぶらぶらさせながら、"攣る寸前だよ"と言っています。でもまだ2回上らなければなりません。"お互い行けるところまで行こうよ"と励まし合いながら、ヒルクライムセクションに突入します。もう、力が入っているような入っていないような、惰性で上っている感じです。

最後の上りに備えて、補給ポイントにて水のボトルを受けとります。500mlは重すぎるので、体にかけたりして軽量化します。ミゲさんと下っていきますが、さすがに集団復帰はもう無理だろうと思いきや、四回目のゆる坂セクションにてまたしても集団発見です。千切れ組4人にて追いますが、ミゲさんは元気で、集団に追いつくとそのまま先頭に出て、引き離しにかかりました。まさに漢走りです。普通はつぶれる逃げですが、ミゲさんがやるともしかして?と思わせる何かがあるんですよね。バイクのサインボードによると、最大20秒まで差が広がりました。

最後のヒルクライムセクションに突入し、後は気合で走るだけです。てぃーざきさんを含む先頭集団は、すぐに見えなくなりました。しばらくして後ろにいたスワコS藤選手に抜かれましたが、追えるだけの力がなく、ズルズルと離されます。振り返ると他にも選手がいて、気が抜けません。そのうち、力尽きたミゲさんとボンシャンスの選手が落ちてきました。ミゲさんはもうボロボロになっていましたが、一か八かの漢走りの結果ですから立派です。抜きざまに声をかけ、あとはゴールまで誰にも抜かれないよう全力で走ります。もう振り返りません。振り返っても仕方のないことですから。前の選手に追いつける距離ではないですが、とにかく全力でもがきます。最終コーナーを周り、後は流しても順位は変わりませんが、もがきつづけます。そしてヘロヘロダンシングのままゴール。もうフラフラです。

結果は13位。先頭から2分半ほど遅れました。麓では集団だったので、最後の上りセクションだけでこの差になったということです。F(t)のてぃーざきさんは富士山に続いての入賞でした。自分が10位以内で走ってあわよくば入賞するためには、もう一皮ムケないとダメですね。はたして、ムケる日が来るのかどうか...。

最後に、サポート、応援してくださった関係者の皆様、ありがとうございました。


2008年7月23日水曜日

快レーシング秘密基地にようこそ


快レーシングメンバー100キロマラソン選手の客本さん7月22日弊社を訪問されました。