2009年11月15日日曜日
シクロクロスミーティング霧ヶ峰大会
カテ1昇進を懸けて望んだ霧ヶ峰大会みごとに撃沈しました。いろいろ原因は考えられるのですが、思った以上に自分は遅かったです。
シクロクロスをご存じない方に説明です。ロードとMTBのちょうど真ん中あたりの競技となります。カンチブレーキ用のロードバイクに700Cのブロックまたはセミスリックタイヤを履かせて1周2.5㎞~3㎞のコースを周回します。路面はダートですが石がごろごろとかはあまりなく基本草地です。コース中にはシュケインという高さ40㎝の板が連続2枚置かれ障害物として飛び越えます。また、水たまりやぬかるみを用意してバイクを担いで走る時もあります。霧ヶ峰のコースは冬クロスカントリースキーコースに使われるためかウッドチップがメインのコースです。
レベルによりカテゴリーが別れ30分、40分、1時間と上に上がれば当然長く苦しむことになります。一番上のクラス以外はMTBでもOKです。冬のレースのためアクシデントやコンディションの悪さもあり、指定箇所でバイク交換も可能です。やはりヨーロッパでは冬の人気競技で賞金レースもありその道のプロがブイブイいわせているようです。ちなみに自分はカテ2で40分、寒くてキライな競技なのですが、雪が降るまでなんとなくやっています。しか~し!!やる以上はレースでは頑張って走ります!
レーススタート少し遅いスピードです。向かい風のためけん制がかかっている様。自分は向かい風もなんおその自分のレースをするだけです先頭に立ちメイン会場に入ります。と、ここまではかっこよかったのでしょうが、砂地でタイヤを取られるとスピードが緩み3位に落ちたと思ったら、パナソニックレディース豊岡選手、そしてブリジストンアンカー森田選手に抜かされ間に入られます。なんちゅう姉ちゃん達でしょう。ちなみに実業団ロード女子総合1位と2位に輝いた女王のお二人です。
こんな女王さまのステキなお尻を見ながら走ることはめったにないというかたぶんもう2度とないかもしれないのでうれしいのですが、観客からは2人の姉ちゃんのお尻を風よけに追っかけるスケベエなおっさんにしか見えないじゃないですか~。それはあまりにも悲しすぎます・・・。あんなに頑張ってきたのに単なるスケベエなおじさんに・・・。まっスケベエですが・・・。
姉ちゃん達を抜かしたいのですがどうもカラダが反応しません。寒さのためこわばっているようです。念のためニャロメチール(商品名ではありません)をたっぷり塗ったのですが、どうも役不足だったようです。ちゃんとアップクリームを塗るかウォーマーを身につければよかったです。どの位寒いかというとローラー台でアップしても額から汗が流れませんでした。厚手のジャージを着て少し汗ばんだだけです。これだから寒いレースはキライです。
豊岡選手は男子1、2位の選手に着いて、森田選手と自分との差を広げます。所々では森田選手の前に出れるのですが、森田選手が自分の後に着こうとせずガチンコ勝負してきます。思ったようにカラダが動かない自分は、悲しいことにエロジジイ状態でメイン会場突入です。昨年もそういえばこのレース1周目で豊岡選手に抜かされ以後お尻さえ拝む事はなかったまるでデジャブーです。
2周目に入り、豊岡選手落ちてきました。スルーして男子2位の選手を森田選手と追います。2位は山形村ヒルクライムゴール手前で刺された宿敵イナーメ武D選手です。
一番奥は飛行場の滑走路、視界が広がり前の選手を確認できます。1位の選手は独走状態、2位武D選手は少し遅れている感じです。ようやくカラダも温まり足もまわってきました。先に武T選手をスルーしたのは森田選手メイン会場に入ると武D選手をほぼ捕らえ上りセクションでスルーします。滑走路に入ると1位の選手との差がかなり開いていますがとにかく追います。森田選手にも追いつき上りセクションをこなし向かい風になると、彼女のスピードが鈍りました。ようやく前に出てお尻を見せることが出来ます。が、タイプではないようで徐々に離れていきます。すみませんボクのお尻は小さすぎて風よけにならなかったようです。
武D選手も少し遅れて着いてきます。メイン会場に入るとラスト1周の鐘です。最後の力を振り絞って逃げます&追いかけます。滑走路に入ると1位の選手との差がさらに開いていおり、必死に走っているわりに自分は遅いようです。
メイン会場に入ると武T選手に追いつかれトラック勝負です。どうもカーブ後の立ち上がりが苦手なようでスピードに乗れません。ややリードされ、武D選手を刺しにいったのですが届かず、今年2回もゴールで彼に刺されたことになります。
なんともふがいないレースでしたがかたありませんこれが実力です。シクロクロスではもっとパワーが必要です。いつも他力本願な走りをしているためかパワー不足です。カテ1でのスワコK坂おっちゃんのヤバ過ぎる走りを見て「女王様のお尻を追っかけている場合ではないよな~」と深く反省です。
※写真はふぉとふぉと館さまより無断で拝借
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