2010年4月24日土曜日
東日本実業団BR-1 (by han)
群馬CSCの実業団は落車が多いので、前年はパスしたのですが、今年は木祖村が中止になったため、出場することにしました。快レーシングからの参加はBR-1選手のみで、私とむらさん、鮎ちゃん、ノブさんの4名です。事前にエントリリストを見ると、170名オーバーと相当な人数で、これはリスキーだから止めておけばよかったと少し後悔しました。とりあえず、落車なく完走できればOKとしましょう。
朝4:30に家を出て、鳥居峠を越えると路面がうっすらと白いです。大丈夫でしょうか。群馬CSCに着くと、雪が降ってきました。寒すぎてアップをする気にもなりません。FR、ERのレースが終わり、BR-1のレースが始まるというのに、むらさんが来ていません。ソフトバンクは圏外のため、連絡がとれません。仕方なく、むらさんのゼッケンを車のワイパーに挟んでスタート地点に並びます。雪がかなり激しくなってきたので、途中で中止もありうるとのアナウンスがありました。今のところ路面は大丈夫ですが、路面のことよりとにかく寒くて辛いです。結局、むらさんは風邪でDNSとなりました。
スタートしてしばらくは集団の中で身動きがとれません。なにせ人数が多すぎて、自分がどのあたりにいるかわからず、先頭も見えません。そんなに速いペースではないにもかかわらず、体が重くて動きません。寒さのせいだと思いますが、条件は皆一緒です。
2周目になると少し動くようになったので、右側からスルスルと上がっていきます。鮎ちゃんはなんと、先頭付近にいます。よって、自分も鮎ちゃんのところまで上がっていき、近くにいることを知らせます。その後は少し下がって10~20番手ぐらいで様子を見ながら走ります。どこからともなく救急車のサイレンが聞こえてきますが、きっと落車があったのでしょう。怖いです。
このまま順調に進むかと思われた4~5周目。なぜか突然踏めなくなりました。何かおかしいです。ズルズルと順位を下げ、超人の下さんから「どうしたの」と声をかけられます。集団のかなり後ろまで下がり、さらに妙な眠気が襲ってきました。眠くて集中力が切れそうです。おそらく寒さが原因だと思いますが、この状況ではレースを降りた方がいいかなと思いました。
さらに目の前で落車発生。数人が巻き込まれますが、ギリギリのところで右にかわします。ボトルが転がってきて踏みそうでしたがセーフでした。しかし、これで中切れを埋めるため、脚を使います。かなりヤバいです。朦朧としているので周回数が分からず、鮎ちゃんに聞くと「5周目」とのこと。この後、同じことを何度も聞くことになるのですが、やはり、まともではなかったですね。
そしてまた目前で落車。レース中盤は集中力が落ちるので、特に力のない集団中程では落車が増えます。今度は自分もコースアウトして、ダート上を走りました。これで集団から遅れてしまい。心臓破りで何とか復帰を試みます。集団のお尻から少し離れて鮎ちゃんがいたので、なんとか鮎ちゃんのところまで頑張って、そのまま集団に戻してもらいました。
レースも中盤から後半というところで中だるみがあったため、一息つけました。日が射してきて暖かくなってきたこともあり、体も大分楽になってきました。この分だと何とか最後まで走れそうです。もう無理はせず、後ろの方でヒラヒラしながら無難に走ることにしました。
すると、帰省時にお世話になっているブレッツアの森兄さんが近くを走っていたので話をします。しばらく後、下りの左コーナーで後方よりガシャンと音がしました。また落車です。あとから知ったのですが、森兄さんでした。攻めすぎて単独でいってしまったとのことです。体もバイクもすざましくボロボロになっていましたが、その状況でも完走したそうです。すごい!
そしてようやく最終周回。メイン集団はかなり大きいです。脚は戻ってきているので、気合を入れれば多少前に出られるのですが、もう気持ちの方が萎えています。それでも心臓破りからはアウターのままゴリゴリと踏んでいき、超人のバモさんの後ろでゴールしました。とにかく無事でよかった。でも、そんな消極的な気持ちでやるならば、出ない方がいいのかもしれませんね。
鮎ちゃんは最後脚が止まったようですが、ほどなくゴールし、ノブさんも第2集団でゴールしました。とりあえず快のメンバーにはトラブルはなく、無事完走でした。
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