2009年9月24日木曜日

王滝120キロ報告


楽しかったシルバーウィークが終わり久々にPCの前に座り、9月20日SDV王滝120キロの報告をしま~す。

前日19日に現地入り、今日は出社日でしたが有給をもらって王滝村へ。更埴JCで9キロの渋滞ということで下道で移動。順調良く現地到着。受付後出店でタイヤをゲット。傷んでいたフロントタイヤを交換これで安心して走れる。120キロエントリー59人内女子3名。やはりTREK松シュン選手、スペシャタケヤ選手が名を連ねXCマラソン世界選手権代表のダイゴロウ選手もいますね~。そしてKHSのセンダ選手の4名がメーカー選手ということは5位入賞てなとこですか・・・ちょっと小天狗になりながら一人焼き肉パーティー。寝る。
ちなみに100キロは1000人近く、42キロは500人近くのエントリーです。

4時半起床。トイレが一番問題なのでまず何かを食べて出してしまう。バイクをスタート地点に置きにいくとすでに200台目ぐらい?朝飯を用意しながら準備をすすめる。スパゲッティに納豆にパンとにかく腹いっぱい食べておく。ストレッチをして準備完了。
今日は雲一つ無い快晴。気温はさほど高くなくすばらしいコンディションだ。

6時スタートしばらくパレード走行。結構ペースが速いせいか前の方に行けるが100番目ぐらい?いよいよダートコースに入り山の中に。今回は崩落で通常ルートが使えず左に入る。トップ集団など見えませんので黙々と走る。最初の下り。サドル下に付けていたボトルゲージが折れ、ボトル(コーラ)が落ちそうになり慌ててボトルを後ろのポッケに入れる。ちょっとこれは誤算。たいして走っていないのこの重さにカラダが耐えられなく腰が痛みだす。背中には1.7リットル背負っている。自分は1.2リットルが限界らしい。

20キロぐらい走ったところでスペシャ片山選手発見。その走りをしばし堪能。足は太くないのに速いその秘密はケツでこいでいる・・・と見た!もう少しオシリを見ていたかったが、いやいやその走りを堪能したかったがペースがあわずスルー。一応自分は北京オリンピックXC女子日本代表よりも速いらしい。

また下りセクションに入る今度はやたら長い。後ろから黄色ジャージを着た選手にすごい速さでぬかされる。これはテクニックを盗むチャンスと後ろにつくがあっというまに見えなくなる。それにしても自分は下りが下手です。長~い下りの終着点は42キロのスタート地点。ということは長~い上りが待っていました。

走りづらい路面が続き、何人かの選手をスルーさっきの黄色いジャージの選手も上りは遅いようだ。通常のコースに合流し、まもなくCP1。なにか見覚えのある後ろ姿発見。フィッシャーオノケン選手!?あれ~名簿に名前あったけ~と思いながらとりあえずスルー。彼がこんなに遅いわけがないので何かトラぶったのだろうか。

CP1通過後前からきた選手後ろからきた選手と3人さらに前の選手を吸収。ボトル一本使い切りコーラと入れ換え。ようやく背中が軽くなった。しばらくすると1人切れ3人でダム湖を周回、上りで1人切れ2人に。走行距離はまもなく70キロここで食事ターイム!後ろポケットから補給食を出し食べ続ける。そのうち後ろにいた選手が切れる。

CP2通過。相変わらず補給食を食い続ける。なにやら前方に見たことのあるジャージFORZAキョースケ選手?120キロには名前がなかったから100キロへのエントリーかしら。彼もこんなに遅いわけがないので何かあったのでしょうか。やたら遅いのでスルーし1人旅が始まる。

視界が開け遙か前方に1人遙か後方に1人見える。CP3では42キロの後続選手と合流。ここで会う選手はかなりヘロヘロ状態。一輪車で走っているというか歩いている選手もいる。ここは一輪車は危ないだろ~もし走れたらその手のプロになれるでしょう。乗鞍でも仮装したりママチャリで上ってきたり世の中いろんなヘンタイがいますね。

42キロの選手らに「ガンバ!」と声をかけながら100キロ120キロの分岐を目指す。ほとんど下りだが尻というか穴というか痛くなってくる。そういえば去年も痛くなったっけ~。パンツのパッドが折れ曲がって穴に当たって擦れるのだ。ただ今年は出店でサンプル配布していたリスキンとかいうパッチをたまたまの裏に貼ったのでここは痛くならなかったが、貼らなかったというか貼れなかった部分が擦れてきた。たまたまの裏側が痛くならなかったということはこれはなかなかのスグレモノだ!

下りセクションに入るとどうもフロントタイヤがおかしい。スローパンク!?やばいじゃん。でもバイクを傾けなければそんなに空気はもれない。慎重に下る。

分岐点に着きここからが拷問が始まる。今まで以上の荒れた路面が選手を苦しめる。3年前はここで力尽きたが今年は違う。結構補給食を食べたのでカラダは動く。が足が終わりかけている。路面が路面だけに軽めのギアにして回転で上る。時速11キロ弱1時間近く上る。

下りセクションに入り通常コースとの合流地点に着き、後はほとんど下り。ここからは100キロ選手をスルーしていく。徐々にタイヤの空気がなくなり、カーブがまともに曲がれなくなる。もうちょっとでゴールだから「もってくれ~」と神頼み。なんとか後続選手にぬかされることなくゴ~ル!!どうやら3位のようだ。優勝の松シュン選手に「センダ選手とそんなに変わらないからたいしたもんだよ」と言われ握手。もちろんセンダ選手とも握手。

優勝松シュン選手と30分差、2位センダ選手とは3分差。ふぉとふぉと館店主に「価値ある3位ですよ」と言われちょっと小天狗に。まもなく4位の選手も現れいや~危なかった・・・。2位からはトラブルひとつで順位が入れ変わる均差となった。

駐車場に戻り片付け。表彰式まで時間があるので王滝の湯へ。ここは村からちょっと離れた温泉。レースを終えた選手も数人すでに来ている。カラダを洗っていると聞き覚えのある声が・・・。スペシャのタ、タケヤ選手だ~。アテネオリンピックXC男子日本代表のタケヤ選手のスッポンポンがヤバイやばすぎる後光が・・・後光が差している~!!タケヤ選手のスベテはここをクリック→ こんなありがいモノに出会えるチャンスもそうないのでタケヤ選手の様に速く走れる様拝んでおきました。

迷惑メールの様なコメント大変失礼しました。タケヤ選手はこの大会、一番後ろから走ってゴミ拾いをしながら走ったそうです。今後の活動としてさまざまなバイクイベントに招待選手として大会を盛り上げ、レースからは基本的に退くそうです。と まわりの選手と話しをしておりました。最後にお尻を拝ませていただき、彼は爽やかに去っていきました。

さて表彰式を済ませ昨晩の残りで一人焼き肉。となりで盛り上がっているチームからおでんをもらい、御礼に善光寺えんめい茶ペットボトル2本御礼に差し入れさせていただきました。

目標のアマチュアの中では一番達成!しかしフロントタイヤのトラブルもありちょっと不完全燃焼。日本でもっともマウンテンバイクらしいレースに最高のパフォーマンスを実現したくなりました。
※写真はふぉとふぉと館さまより拝借

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